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オミクロン株、入院リスクはデルタ株より最大70%低い-英当局

  • 追加接種はオミクロン株にも効果、薄れるペースはデルタより速い
  • クリスマス後に制限措置について判断する首相は難しい選択迫られる
Nurses check on a patient in the ICU Covid-19 ward at a hospital in Jonesboro, Arkansas.

Nurses check on a patient in the ICU Covid-19 ward at a hospital in Jonesboro, Arkansas.

Photographer: Houston Cofield/Bloomberg

英政府は新型コロナウイルスのオミクロン変異株について、他のいかなる株と比べても重症化リスクは低いものの、感染力は強いとみられるとの見解を示した。同国では新規感染が急増しており、23日には11万9789人と2日連続で過去最多を更新した。

  英保健安全保障庁(UKHSA)の23日の発表によると、オミクロン株感染者が入院に至る確率はデルタ株と比べて50-70%低く、救急治療が必要になる確率も31-45%下回る。

  一方でブースター(追加免疫)接種はオミクロン株に対しても防御効果を高めるものの、効果が薄れ始めるペースがデルタ株と比べて速く、接種から10週間で効果は15-25%低減するという。

Virus Surge

Daily U.K. coronavirus cases are at record levels

Source: U.K. government data

  同庁はオミクロン株の重症化リスクが低くても感染力が高いため、重症患者数が増えて医療体制がひっ迫する恐れがあると警告した。

  新規感染者数が連日過去最多を更新する中、クリスマス後に新たな制限措置に関する判断を下すジョンソン首相は難しい選択を迫られる。科学顧問らが医療制度のリスクについて警告する一方で、与党・保守党内の有力グループが新たな規制に反対しているためだ。

原題:

Omicron Hospital Risk Up to 70% Lower Than Delta, U.K. Says (1)(抜粋)

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