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【新型コロナ】米航空2社が200便欠航、香港空港清掃員オミクロン疑い

更新日時
  • グーグルとGMもCES対面参加見送り-インテルやウェイモに続き
  • コロナ経口薬、米国で今後数カ月不足する見通し
A waiter works at a bar in Brescia, Italy on Wednesday, December 1, 2021. 

A waiter works at a bar in Brescia, Italy on Wednesday, December 1, 2021. 

Photographer: Francesca Volpi/Bloomberg

米ユナイテッド航空とデルタ航空は24日にそれぞれ約100便を欠航すると発表した。今週に入って新型コロナオミクロン株感染が全米で急拡大し、乗員と地上要員が足りなくなったことなどを理由に挙げた。

ユナイテッド、100便余りを24日欠航-オミクロン株に伴う乗員不足で

  香港政府は直近の渡航歴がない空港の清掃員が新型コロナ検査の暫定結果で陽性となり、オミクロン変異株に感染した疑いがあると発表した。香港でこれまで確認されたオミクロン株の輸入感染症例はいずれも渡航歴があった。

  米メルクの新型コロナ感染症(COVID19)経口薬「モルヌピラビル」が米食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可(EUA)を得た。前日には競合するファイザー製の経口薬「パクスロビド」にEUAが出されていた。オミクロン変異株の感染が急増する中、高リスク患者に自宅療法の新たな選択肢が広がった。

メルクのコロナ経口薬にFDA使用許可-妊娠中は控えるよう警告 (1)

  米国では新型コロナの検査場所やワクチンが不足しているが、経口薬も増産されるまで今後数カ月は不足する見通しだ。

  米ラスベガスで来月開催が予定されている世界最大規模のテクノロジー見本市「CES2022」を巡り、半導体最大手の米インテルとアルファベットの自動運転車部門ウェイモに続いて、グーグルとゼネラル・モーターズ(GM)も対面でのプレゼンテーションを取りやめる。

グーグルとGMもCES対面参加見送り-インテルやウェイモに続き

  米ニューヨーク州の23日に報告された新規感染者数は2万8835人と、1週間足らずでほぼ倍増した。

  米ニューヨーク市は23日、大みそか恒例のタイムズスクエアでの年越しイベントについて、来場者数を制限し、公衆衛生・安全上の対策を強化する方針を明らかにした。新型コロナ感染者数の急増を受けた措置。

NY市、大みそか恒例イベントの来場者数制限-感染者急増で対策強化

  フランスで報告された1日当たりの新規感染者は約8万8000人と過去最多となった。BFMラジオがベラン保健相のコメントを引用して伝えた。

  モルガン・スタンレーは1月第1、2週の間にオフィス出勤する必要がある社員に対し、自分のデスク以外の場所ではマスクを着用するよう求めた。また大人数での対面会合を制限した。

  英保健安全保障庁(UKHSA)はオミクロン株について、他のいかなる株と比べても重症化リスクは低いものの、感染力は強いとみられるとの見解を示した。同国では新規感染が急増しており、23日には11万9789人と2日連続で過去最多を更新した。

  それによると、オミクロン株感染者が入院に至る確率はデルタ株と比べて50-70%低く、救急治療が必要になる確率も31-45%下回る。一方でブースター(追加免疫)接種はオミクロン株に対しても防御効果を高めるものの、効果が薄れ始めるペースがデルタ株と比べて速く、接種から10週間で効果は15-25%低減するという。

オミクロン株、入院リスクはデルタ株より最大70%低い-英当局

  英アストラゼネカは同社製コロナワクチンを3回投与することにより、オミクロン株に対する中和抗体の水準が大きく上昇することがオックスフォード大学の研究調査で分かったと発表した。

アストラのワクチン追加接種、オミクロン株に対する抗体水準増強 (1)

 

Virus Surge

Daily U.K. coronavirus cases are at record levels

Source: U.K. government data

  米エール大学はオミクロン株の感染拡大を受け、春学期の開始時期を遅らせるほか、最初の数週間、講義をオンラインで行う計画だ。

  イスラエルのこれまでのワクチン接種の取り組みは世界に先駆けたテストケースの役割を果たしてきており、米国などが追随してきた。イスラエルはこれまでは先見の明があるデータを公表してきたが、今週発表した60歳以上の人と医療従事者に対する4回目のワクチン接種についてはデータが不十分であり、このため米国などが追随するかどうかは不透明だ。

  中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発したコロナワクチンのブースター(追加免疫)接種では、オミクロン変異株に対し十分な防御抗体水準が得られなかった。香港大学と香港中文大学の共同研究で明らかになった。

  シノバック製ワクチン「コロナバック」の接種を完了し、ブースターとしてドイツのビオンテックが開発したワクチンを投与された場合、オミクロン株に対する抗体水準に大幅な改善が見られたとしており、コロナバックの接種者はブースターとして別の種類のワクチンが必要になることを示唆している。

シノバック追加接種、オミクロン株に十分な抗体得られず-香港 (1)

  米FDAは、モノクローナル抗体療法がオミクロン株に効く可能性は低いとの見解を示した。

  ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億7810万人、死者数は538万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計88億9000万回を超えた。

原題:United, Delta Cancel 200 Christmas Eve Flights: Virus UpdateCovid-19 Pill Clears FDA; New York Cases Climb; Virus UpdateOmicron Hospital Risk Up to 70% Lower Than Delta, U.K. Says (1)U.K. Covid-19 Cases Surge to Fresh Record for a Second Day、France Has Record 88,000 New Coronavirus Cases: BFM Cites Veran、Israel’s Leap of Faith on 4th Shot Puts Focus on U.S. Next Steps、*FDA: MONOCLONAL ANTIBODY THERAPIES UNLIKELY TO WORK ON OMICRON

(米航空会社の情報などを追加して更新します)
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