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ロシア、ウクライナ国境の軍備増強継続-米国との協議に備える中でも

  • 戦車やミサイル発射装置が国境付近に移動、衛星画像が示す
  • 国境200キロ以内にロシア軍12.2万人の部隊-ウクライナ安保会議

ロシアは安全保障を巡る米国との協議に備える中でも、ウクライナ国境の軍備増強を継続している。電撃的な侵攻または長期的な脅威につながりかねない展開で、圧力を強めている。

  ドイツのベーアボック外相は22日、記者団に対し「国境付近でさらなる部隊の移動」が見られていると指摘し、「大きな懸念を抱いている」と語った。ウクライナの安全保障会議によると、国境の200キロメートル以内にロシアは今や12万2000人の部隊を集結させている。

  軍事情報分析会社ジェーンズによると、衛星画像から戦車やミサイル発射装置、防空システムが11月以降にウクライナ国境付近に移動されたことが明らかになっている。衛星画像では軍備を整えた地上軍の数は限定的な様子であるものの、ロシアは列車や航空機を活用して迅速かつ隠密に大規模に軍備を増強することが可能だろうという。

 

YELNYA, RUSSIA -- NOVEMBER 1, 2021:  Maxar high-resolution closeup (02) satellite imagery showing the presence of ground forces on the northern edge of of Yelnya in western Russia. Please use: Satellite image (c) 2021 Maxar Technologies.
11月1日の衛星画像に映ったロシア西部イェルニャの地上軍
 

  プーチン大統領の意図を図りかねている米国と欧州の同盟国は、ロシアがウクライナに侵攻すれば重大な結果を招くことになると繰り返し警告。ロシアは侵攻の計画はないと主張している。

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Military Buildup on Ukraine Border

Russia has positioned tanks, artillery and air defense at multiple sites

Note: Map shows main units confirmed by satellite imagery

Sources: Janes, OpenStreetMap contributors

 

原題:

Russia Builds Up Forces Near Ukraine Ahead of U.S. Talks (1)(抜粋)

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