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きょうの国内市況(12月23日):株式、債券、為替市場

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●日本株続伸、米消費者心理改善やコロナ経口薬期待-輸出や商社が主導

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  東京株式相場は3日続伸。米国の消費者信頼感指数の改善や新型コロナウイルス経口薬の期待から、景気の先行きに対する楽観的な見方が強まった。自動車や機械など輸出関連に買いが入った。原油など商品相場の上昇も追い風となった商社や鉱業、非鉄金属といった市況関連も業種別の値上がりランキングで上位を占めた。商いは閑散で、東証1部の売買代金は5か月半ぶりの低水準だった。

  • TOPIXの終値は前日比17.92ポイント(0.9%)高の1989.43
  • 日経平均株価は236円16銭(0.8%)高の2万8798円37銭
  • 東証1部の売買代金は概算で1兆8853億円、7月6日以来の薄商い

丸三証券投資情報部の小松崎直樹次長

  • 米経済指標の堅調さに加え、重症化予防に効果があるとみられているファイザー製経口薬の承認という好材料に市場が反応した
  • コロナ懸念の後退とエネルギー価格の上昇を受けて、商社や鉱業など資源関連に買いが入った。来年の米金融政策をにらんで、株価収益率(PER)の低い業種にも資金を移そうとする流れも株価の底上げにつながる
  • 年末の接近で市場参加者が減少する中、株価は戻り歩調にある

東証33業種

上昇率上位鉱業、空運、海運、輸送用機器、サービス、卸売、機械、非鉄金属
下落率上位医薬品、パルプ・紙、小売

 

●超長期債が下落、流動性供給入札の結果受け-あすの発行計画を意識も

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  債券相場は超長期債を中心に下落。この日に行われた流動性供給入札の応札倍率が低かったことを受けて売りが優勢だった。あす発表される来年度の国債発行計画を前に、40年債が増発される可能性があらためて意識されたとの声も出ていた。

  • 新発40年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.725%、新発30年債利回りは1bp高い0.675%、新発20年債利回りは0.5bp上昇の0.465%
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.06%
  • 長期国債先物3月物の終値は3銭安の151円87銭。売り先行で始まった後は買いが優勢となり、一時151円95銭まで上昇。午後に入り流動性供給入札の結果が発表された後、再びマイナスに転じた

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 超長期債が売られたのは流動性供給入札の応札倍率が下がったことが嫌気されたのかもしれない
  • 40年債の隔月増発の報道にサプライズはないが、あすの来年度国債発行計画で増額されること自体が意識された可能性も

来年度国債発行計画

  • 22年度国債発行は40年債を隔月で増額、10年債も1.2兆円増-ロイター
  • 新規国債発行額は36.9兆円、22年度予算案-報道
  • auじぶん銀行の山下周チーフエコノミスト
    • 40年債の隔月増発は市場予想通りでサプライズはない
    • 20年債や30年債が増えないなら10年債との利回り差が広がることもなく影響は少ない
    • 10年債が増発されても日銀の長短金利操作で金利上限が決められているため変動は限定的で、枠組みが変わらない限り大きく上昇することはないだろう

流動性供給入札

  • 対象は残存期間15.5年超39年未満
  • 応札倍率は2.08倍と前回の同じ年限(2.25倍)から低下

●ドル・円は114円台前半、薄商いながら良好なリスク環境が支えとの声

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   東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台前半で小じっかり。クリスマスを前に取引参加者が限られる中、足元の株高など良好なリスク環境や米金融引き締め期待などから相場は底堅いとの声が市場関係者から出ていた。前日海外時間に大幅上昇となったオーストラリアドルは高値圏でもみ合った。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時35分現在、前日比0.1%高の114円26銭。この日は114円08銭を安値に一時114円27銭まで上昇
  • 豪ドル・ドルは0.1%高の1豪ドル=0.7218ドル。一時は0.1%高の0.7220ドルと前日の高値に並んだ

ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクター

  • きょうは、あすの欧米の休場を前に開店休業状態。オミクロン株に対する懸念が後退し、リスク環境が悪くない中、ドル・円は114円台前半を維持した状態が続きそう
  • あすはドルや円、ユーロの決済はあるが、ロンドンもニューヨークも休場で株や債券などのアセットの動きはないため動意はなさそう
  • ただ、ヘッドラインに反応して急に動くようなリスクはゼロではないので気をつけたい
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