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サマーズ氏、米リセッションとその後の「長期停滞」のリスクを警告

  • 景気後退招かずインフレを沈静化させるのが難しい地点に到達の恐れ
  • インフレの危険に気付くのが遅れた金融当局、物価抑制で不況招来も

サマーズ元米財務長官は同国経済について、今後リセッション(景気後退)に陥った後にスタグネーション(停滞)に見舞われるリスクがあり、これから何年間かは困難な局面が懸念されると警告した。

  サマーズ氏はブルームバーグ・エコノミクスのポッドキャスト「ステファノミクス」のインタビューで、米金融当局はインフレの危険に気付くのが遅れ、物価抑制の行動の遅れによって不況に落ち込むことになりかねないと指摘した。

  また、「リセッションを招くことなくインフレを沈静化させるのが難しい地点にまで既に達しているのではないかと懸念している」とし、「インフレ動向はかなり深刻となっている」との認識を示した。

The Fed's New Dot Plot
 
 

  さらに、インフレを鈍化させつつ失業率を低水準に維持する見通しに米金融当局は引き続き過度の自信を抱いているとして、「それが最も直感的に理解できるマクロ経済の歴史の解釈であるとは、私には考えられない」とサマーズ氏は語った。

  その上で、「長年にわたって超過需要を維持することが可能であると自信が持てないのは確かだ」と述べるとともに、「今後数年を展望すれば、長期停滞が真のリスクだ」との見方を示した。

Cost Pressures Overheat

Producer prices on an annual basis both surged by records in November

Source: Bureau of Labor Statistics, Bloomberg survey

原題:

Summers Sees Risk of Recession Soon, ‘Secular Stagnation’ Later(抜粋)

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