コンテンツにスキップする

ネットフリックス株、「イカゲーム」級のヒット作発掘が上昇持続の鍵

  • 韓国ドラマ大ヒットで最高値更新後に11%下落でもウォール街は強気
  • 全ての収入はコンテンツが基盤-来年末800ドル予想のケイホール氏

急成長するテクノロジー株はここ数週間に打撃を受けており、動画配信サービスの米ネットフリックスも例外ではない。

  ネットフリックス株は11月17日に付けた最高値から約11%下落。米連邦準備制度が2022年に3回の利上げとテーパリング(資産購入の段階的縮小)加速を示唆した後のナスダック100指数の不振と歩調を合わせている。新型コロナウイルスのオミクロン変異株を巡る懸念も株式市場に重しとなっている。

  こうした要因は22年初めの広範囲な投資見通しを流動的にしているが、ネットフリックス株に対する強気な見方に変わりはない。ウォール街の楽観は、同社がクラス最高のコンテンツで新規加入者を引きつけ、その過程で利益率とキャッシュフローを高める力にかかっている。

  アナリストが示す今後1年の目標株価の平均は683ドルで、22日終値614.24ドルから11%上昇を示唆する。これはストリーミング事業でライバルのウォルト・ディズニーの株価上昇率予想(27%)を下回るが、それでもネットフリックスは2桁の年間上昇率が続くことになる。  

Netflix shares are down 11% from a November record but remain up 14% this year
 
 

  ネットフリックス株を巡っては今年、世界各地でコロナ禍のロックダウン(都市封鎖)が解除され始めたため業績の失速を懸念する声もあったが、年後半に入り、韓国の大ヒットドラマ「イカゲーム」の予想外の成功を追い風に最高値を更新した。

  ウェルズ・ファーゴのアナリスト、スティーブン・ケイホール氏によると、ドラマ「ペーパー・ハウス」の新シーズンなどを含む7-9月(第3四半期)と10-12月(第4四半期)に投入する番組や映画をウォール街が評価し、株価は8月初旬から既に上昇し始めていたという。

Netflix Leads Nominees for Scandal-Ridden Golden Globes
「イカゲーム」
Photographer: Gabby Jones/Bloomberg

  ケイホール氏はネットフリックス株の上昇が続くとみるアナリストの1人で、22年末までに800ドルに達すると予想。人気コンテンツと会員数の伸び、利益率の拡大が引き続き株価の触媒になると述べた。さらに、「全ての収入はコンテンツが基盤にある。コンテンツはコストの大部分を占めるため、コンテンツへの投資力と新たなコンテンツを生み出す力こそ、こうしたビジネスモデルの原動力だ」とインタビューで語った。

原題:Netflix Rally in 2022 Hinges on Finding Next ‘Squid Game’ (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE