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【欧州市況】株続伸、ECB当局者のタカ派発言でイタリア債下落

The headquarters of the European Central Bank (ECB) in Frankfurt, Germany, on Thursday, Sept. 9, 2021. 

The headquarters of the European Central Bank (ECB) in Frankfurt, Germany, on Thursday, Sept. 9, 2021. 

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

22日の欧州株は続伸。クリスマス前の薄商いの中、ストックス欧州600指数は2週間ぶりの高値に上昇した。オミクロン変異株によるロックダウンリスクがあるものの、経済成長継続への楽観が買いを誘った。

  同指数は0.9%上昇して終了。テクノロジーが上げを主導した。ジョンソン英首相がクリスマス前の行動制限強化を排除したことから旅行・娯楽も買われたが、格安航空会社ライアンエアー・ホールディングスがオミクロン株の感染拡大を理由に業績予想を引き下げると、航空株は上げを縮小した。

  

European stocks recover from omicron-fueled dip as risk appetite returns
 
 

  欧州債は下落。イタリア債が3営業日続落となるなど、米国債にアンダーパフォームした。ECB当局者からタカ派的な発言が続いたことも地合いの弱さにつながった。

  ホルツマン・オーストリア中銀総裁は、インフレ率が予測に沿って低下しない場合、来年中に資産購入を削減または段階的に終了し、利上げを実施することも極端なシナリオとしてあり得ると述べた。

  レーン・フィンランド中銀総裁も足並みをそろえ、インフレ率が高過ぎる水準に上昇しそうであれば、資産購入の縮小や利上げを考えることもできると語った。

  イタリア債とドイツ債のスプレッドは約2週間ぶりの大きさに拡大。短期金融市場は2022年末までにECBが10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)程度の利上げを実施することを織り込んでいる。

主要国債の利回り 
ドイツ10年債利回りは1bp上昇してマイナス0.29%
イタリア10年債利回りは4bp上昇して1.05%
フランス10年債利回りは2bp上昇して0.08%
英10年債利回りは1bp上昇して0.89%

 

原題:

European Stocks Rise in Thin Trading as Risk Appetite Returns(抜粋)

BTPs Slide, ECB Speakers Warn on Inflation; End-of-Day Curves(抜粋)

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