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クレディS、グリーンシルのファンドに関与の幹部3人を解雇-関係者

  • 資産運用元責任者のデゲン氏ら3人、3月から職務停止となっていた
  • クレディSはグリーンシル問題の暫定調査結果を取締役会に報告
A Credit Suisse logo is displayed at a Credit Suisse Group AG bank branch in Bern, Switzerland, on Monday, Feb. 15, 2021.
A Credit Suisse logo is displayed at a Credit Suisse Group AG bank branch in Bern, Switzerland, on Monday, Feb. 15, 2021. Photographer: Stefan Wermuth

スイスの銀行クレディ・スイス・グループは、破綻した英金融ベンチャーのグリーンシル・キャピタルに絡む投資戦略の運用に関わっていた幹部数人を解雇した。

  事情に詳しい関係者によると、解雇されたのはスイスおよび欧州・中東・アフリカ(EMEA)の資産運用元責任者ミシェル・デゲン氏、同部門の債券責任者リュック・マティス氏、ポートフォリオマネジャーのルーカス・ハース氏。

  クレディ・スイスはグリーンシルとともに運営していた100億ドル(約1兆1400億円)規模に上るサプライチェーンファイナンスのファンド破綻について調査。内部情報だとして匿名を要請した関係者によると、この暫定結果が取締役会に報告され、3氏の解雇が決まった。

  3氏は3月から職務が停止されていた。同行はバリュエーションが不確かだとしてファンドの償還を凍結した一方で、幹部へのボーナスを停止。破綻からほぼ1年になるが依然としてファンド資産の全てを清算できておらず、投資家は総額30億ドル余りの資産の返還を待たされている。

  同行の広報担当者シモーネ・マイアー氏は電子メールで、「調査の暫定結果に基づき、クレディ・スイスは複数の個人について措置をとった。調査結果は規制当局にも報告した」と説明。「この措置には雇用契約の打ち切りと報酬の調整を通じた金額的な厳罰も含まれる。外部の調査は依然続いている」と述べた。

  同行は措置の対象となった個人や時期、調査結果の内容についてはコメントを控えた。

クレディS、グリーンシル問題で調査開始-マネジャーら一時更迭 (1)

 

原題:

Credit Suisse Dismisses Managers Tied to Failed Greensill Funds(抜粋)

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