コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(12月22日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株小幅高、電機高く新興企業に買い-東証1部売買代金2兆円割れ

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は薄商いの中で小幅に続伸。米国市場で大型のハイテク株に資金が流入し、日本でも電機株が上昇した。新興企業株市場では東証マザーズ指数の上昇率が3%を超えた。半面、海外での新型コロナウイルスの感染者増への不安は根強く利益確定を急ぐ売りも出て、上げ幅は小幅にとどまった。午後には大阪府の吉村洋文知事がオミクロン株の市中感染があったことを公表したと伝わり、売りの出た場面があったものの値動きは大きくなかった。

  • TOPIXの終値は前日比1.72ポイント(0.1%)高の1971.51
  • 日経平均株価は44円62銭(0.2%)高の2万8562円21銭
  • 東証1部の売買代金は概算で1兆9895億円-7月27日以来の2兆円割れ

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト

  • 米国市場がリスクオンモードになることをきのうの日本株は先取りして上昇していたため、米国株高の追い風は弱かった。移動平均などが集中する日経平均2万8000円台後半では上値は重くなりやすい
  • 海外投資家が休暇モードに入り市場参加者は少ない。相対的に個人投資家の存在感が増し、東証マザーズ指数が年初来安値まで水準を切り下げた中で割安感からの買いが集まった印象だ
  • オミクロン株の市中感染が大阪で確認されたとの報道で一時的に売りは出た。欧米でのまん延から感染力が強いことは確かで警戒感は残る

東証33業種

上昇率上位空運、鉱業、ゴム製品、その他金融、証券・商品先物、電機
下落率上位パルプ・紙、食料品、電気・ガス、その他製品、小売業、鉄鋼

●債券下落、欧米金利上昇で先物中心に売り-発行計画やオペ予定も警戒

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は下落。前日の海外市場で欧米の長期金利が上昇したことを受けて、先物を中心に売り圧力が掛かった。今週発表される来年度の国債発行計画や、来週に発表される国債買い入れオペの四半期予定に対する警戒感も相場の重しになったとの見方が出ていた。

  • 新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高い0.06%と、2日以来の高水準
  • 新発20年債利回りは1bp上昇の0.46%
  • 長期国債先物3月物の終値は18銭安の151円90銭。前日の米長期金利上昇の流れを引き継いで売りが先行し、その後も下げ幅を拡大。午後に一時151円85銭まで下落した

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 先物の下げがやや目立つ。米国金利上昇の流れを引き継いでいるが、あす以降の流動性供給入札や国債発行計画が意識されている部分もあるかもしれない
  • 米長期金利は、来年3回の利上げが予想される中、さすがに1.3%台は下がり過ぎだった
  • 年末で参加者が少なくなると動きが一方向に偏りやすい上、海外投資家の取引が多い中、海外がリスク選好の流れになると円債先物にも売りが出やすい

●ドル・円は114円前半、オミクロン株拡大懸念でリスク回避くすぶる

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

   東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移。オミクロン変異株の感染拡大懸念からリスク感応度の高いオーストラリアドルなどが売られる中、ドル・円はリスク回避的なドル買い圧力と円買い圧力に挟まれ、もみ合う展開となった。

 
  • ドル・円は午後4時8分現在、前日比0.1%高の114円17銭。仲値にかけて114円18銭まで強含むも続かず、23銭の値動き
  • 豪ドルは対ドルで0.3%安の1豪ドル=0.7132ドル。対円では0.2%安の1豪ドル=81円43銭

ソニーフィナンシャルグループの石川久美子シニアアナリスト

  • ドル・円は主体性を持った動きではなく、クリスマス前で市場参加者が少ないため、積極的な取引は差し控えられ、レンジを意識して株や金利を眺めた取引に終始している印象
  • オミクロン株やウクライナ問題、中国の景気減速など細かいリスク要因が頭にあるので、長いポジションは持ちたくないし、114円台では利食い売りも入りやすい。また、何かリスク要因を想起させるような報道があれば、株安とともにドル・円も上げを打ち消すような動きになりやすい
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE