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中国経済、22年は政策緩和で上昇サイクル入り-モルガン・スタンレー

  • 来年の中国GDP見通しは5.5%増-コンセンサス予想は5.2%増
  • レバレッジ解消を停止し、金融・財政政策を緩和し始めていると指摘

中国経済は2022年に上昇サイクルに入るとの見通しを米モルガン・スタンレーが示した。これまでの政策が景気下降を誘発しており、過度の引き締めから緩和に政策スタンスがシフトすると見込んでいる。

  同社は21日のリポートで、中国はすでにレバレッジ解消の動きを停止し、金融・財政政策をいずれも緩和し始めていると指摘。政府は所得配分の公平性を高めるよう取り組むが、政策当局が経済成長の必要性を明確にしたことで民間企業の地合いも改善されるとしている。

Main interest rate for loans cut to help economy
 
 

  リポートは「中国で22年の早い時期から成長が上向くだろう」とし、同国の来年の国内総生産(GDP)が前年比5.5%増になるとの予想を中国担当チーフエコノミストの邢自強氏が示した。コンセンサス見通しは5.2%増加。

  「需要縮小と供給ショック、見通し軟化という3つの圧力に中国の経済発展が直面している」との政府の認識は、国内成長見通しに対する民間企業と市場のセンチメント改善の必要性を当局が把握し、景気悪化に歯止めをかけるため政策行動を続けることが示唆されていると分析した。

原題:China’s Growth Seen Picking Up in 2022 on Policy Easing, MS Says (抜粋)

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