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破綻した中国半導体メーカーの紫光、会長が救済案に徹底抗戦誓う

  • 「債権者委員会が承認したとしても、私は最後まで闘う」
  • 29日の会合で救済計画の承認得るため債権団との協力続ける-管財人

経営破綻した中国の半導体メーカー、紫光集団の趙偉国会長は事業再建に取り組む過程で、北京建広資産管理(JACキャピタル)が主導する救済計画に徹底抗戦していく方針を示した。

  趙氏の持ち株会社、北京健坤投資集団が紫光に49%出資。このため趙氏が紫光の会長に就いている。同氏はブルームバーグとの21日の独占インタビューで、紫光の事業継承候補に選ばれるまで表舞台にほとんど出ることのなかったJAC率いるコンソーシアムの実態を暴いていきたいと述べた。JACは投資家の李浜氏がトップを務めている。

The 2nd World Intelligence Congress (WIC 2018)
趙偉国氏
 

  趙氏は先週配布した資料で、紫光が持つ優良資産の1つ、長江メモリーには1600億元(約2兆8700億円)近い価値があるはずだが、JACによる評価額はわずか479億元だと批判。JACの救済計画は国有資産734億元の損失を招くと主張した。

  裁判所が指名した紫光の管財人は17日、同社の苦境は何年もの無謀な事業拡張を経たものであり、趙氏にまず責任があるとの見解を示した。JACに再建を託した入札プロセスは公正であり、29日に予定される会合で救済計画の承認を得るため債権団との協力を続けると表明した。 

  趙氏は「提案されている取引は犯罪だ。債権者委員会が承認したとしても、私は最後まで闘う」と述べた。

  紫光と管財人、JACの担当者からコメントを得るため、電話と電子メールで取材を試みたが返答はなかった。

原題:Chinese Chip Mogul Says $9 Billion Rescue Turning Into ‘a Crime’ (抜粋)

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