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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Cojp

あのクリスマスイブをもう一度、パニック売りはサンタラリーの好機か

  • 18年にはクリスマス前最悪の営業日を週初に経験した後、5%急反発
  • 弱気センチメントと強気の季節性の組み合わせが押し目買いには有効

押し目買いの機会を狙うダイハード(筋金入りの)投資家は、クリスマスに向け、ボラティリティーの一層の高まりとさらに大きく、より魅惑的な相場の下げに備えている。

  S&P500種株価指数は21日、4営業日ぶりに反発した。しかし経験豊富なベテランが、じっくり様子をうかがっている。

  セブン・インベストメント・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ベン・クマー氏は「2018年のクリスマスイブをもう一度と言いたい。そうすれば、われわれは買いを入れる。これが本当に押し目なのか確信が持てない」という。

  テクニカルシグナルは彼の味方だ。ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズによれば、売られ過ぎの状況不在や高いグロース(成長)株への圧力など、複数の要因がS&P500種指数のさらなる下落の予兆となる。

  ファンドストラットの分析によると、来るべき短期市場フェーズの終わりと「エリオット波動」と呼ばれるテクニカルサイクルの終了に伴い、待望のサンタラリーがその後訪れる可能性がある。

  相場の上下動の大きさは、流動性が低下し、動きがより顕著になるクリスマス前のトレーディング共通の特徴といえる。18年にはクリスマス前の最悪の営業日を週の初めに経験した後、12月26日には5%急反発した。

  クマー氏は今年についてそれほどのドラマを必ずしも期待しているわけではないが、それでも比較的大きなバーゲンを待って身構えている。パニック売りの最初の兆候があれば、飛び付くだろう。

Volatility remains well above its pandemic average after December spike
 
 

 

  ファンドストラットのマネジングディレクターで、テクニカル戦略責任者マーク・L・ニュートン氏によれば、いわゆるサンタクロースラリー期間はその年最後の5営業日と、年明け最初の3営業日を始動させ、12月の最初の数週を上回る利益が期待できる。

  ニュートン氏は「弱気のセンチメントと強気の季節性の組み合わせは、クリスマス前の押し目買いに有効な『ワンツーコンボ』と思われる」とリポートで指摘した。

原題:Christmas 2018 Again? Market Veterans Wait to Buy Bigger Dip(抜粋)

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