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日本株小幅高、電機高く新興企業に買い-東証1部売買代金2兆円割れ

更新日時

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東京株式相場は薄商いの中で小幅に続伸。米国市場で大型のハイテク株に資金が流入し、日本でも電機株が上昇した。新興企業株市場では東証マザーズ指数の上昇率が3%を超えた。半面、海外での新型コロナウイルスの感染者増への不安は根強く利益確定を急ぐ売りも出て、上げ幅は小幅にとどまった。午後には大阪府の吉村洋文知事がオミクロン株の市中感染があったことを公表したと伝わり、売りの出た場面があったものの値動きは大きくなかった。

  • TOPIXの終値は前日比1.72ポイント(0.1%)高の1971.51
  • 日経平均株価は44円62銭(0.2%)高の2万8562円21銭
  • 東証1部の売買代金は概算で1兆9895億円-7月27日以来の2兆円割れ
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフストラテジスト

  • 米国市場がリスクオンモードになることをきのうの日本株は先取りして上昇していたため、米国株高の追い風は弱かった。移動平均などが集中する日経平均2万8000円台後半では上値は重くなりやすい
  • 海外投資家が休暇モードに入り市場参加者は少ない。相対的に個人投資家の存在感が増し、東証マザーズ指数が年初来安値まで水準を切り下げた中で割安感からの買いが集まった印象だ
  • オミクロン株の市中感染が大阪で確認されたとの報道で一時的に売りは出た。欧米でのまん延から感染力が強いことは確かで警戒感は残る

東証33業種

上昇率上位空運、鉱業、ゴム製品、その他金融、証券・商品先物、電機
下落率上位パルプ・紙、食料品、電気・ガス、その他製品、小売業、鉄鋼

背景

  • ファイザーとメルクのコロナ経口薬、FDAは今週承認へ-関係者
  • バイデン氏、オミクロンでブレークスルー感染増でも重症化リスク低い
  • 米半導体株が軒並み上昇、マイクロンの好調な業績見通しを好感
  • オミクロン株の初の市中感染、大阪府で確認-株価も一時下落
  • ドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移、前日の日本株終値時点は113円73銭
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