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【欧州市況】株反発、オミクロン克服を楽観-英国債中心に大幅安

21日の欧州株は反発。前日は約3週間ぶりの大幅安となっていた。新型コロナウイルスのオミクロン変異株が引き起こすリスクを経済成長が乗り越えられるとの楽観から買いが入った。

  ストックス欧州600指数は1.4%上昇と、2週間ぶりの大幅高。業種別では旅行・娯楽が上げを主導。コモディティー価格の回復でエネルギー、鉱業も買われた。メモリーチップメーカーで米最大手マイクロン・テクノロジーの強気な業績見通しが好感され、テクノロジーも堅調だった。

  サンタンデール・アセット・マネジメントのフランシスコ・サイモン氏は「オミクロン変異株は景気回復の一時休止を引き起こす要因となっているが、感染力が強いものの死亡リスクは低いことが明らかになりつつある」と発言。「この年末はオミクロンとタカ派的な姿勢が相場を主に動かしている」と述べた。

European stocks recover from omicron-fueled dip as risk appetite returns
 
 

  欧州債相場は英国債を中心に下落。イタリア債も軟調で、市場参加者の少なさや流動性の乏しさが下げを増幅した。地合いが改善し株式相場が上昇したことも、債券を押し下げた。

  薄商いの中で、欧州中央銀行(ECB)は債券購入を新年まで停止した。短期金融市場が織り込むECBの10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利上げ時期は2023年初めと、やや前倒しされた。

主要国債の利回り 
ドイツ10年債利回りは6bp上昇してマイナス0.31%
イタリア10年債利回りは8bp上昇して1.01%
フランス10年債利回りは7bp上昇して0.06%
英10年債利回りは10bp上昇して0.87%

 

原題:European Stocks Rebound as Investors Buy the Omicron-Fueled Dip(抜粋)

Gilts, BTPs Lead Bonds Lower in Thin Trading; End-of-Day Curves

 

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