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ECB、政策正常化への長い道のりを先週踏み出した-カジミール氏

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の終了を確認した先週の決定でECBは政策正常化への道を踏み出したが、正常化までの道のりはまだ長いと語った。

  カジミール氏はブラチスラバでの記者会見で、「ECBは本質的に金融政策の正常化に向かって踏み出した。長いマラソンにおける転換点だ」と説明。「今後いずれかの時点では量的緩和の終了があり、政策金利のプラス転換もあるだろう」と続けたが、ECBには近い将来に金利を引き上げる用意はないと述べた。

  ユーロ圏のインフレについては、従来予想していたよりも高水準だが、来年は減速し、2023年と24年には目標水準に向かって低下するだろうとの見通しを示しつつ、「23年と24年のインフレ見通しが変わる場合には、適宜対応する用意をしなくてはならない」と言明。目先ではインフレが上振れするリスクがあるとの認識も示した。

 

原題:

Kazimir: Last Week Started Long Path to Policy Normalization (1)(抜粋)

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