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豪中銀、テーパリング5月終了が11月予測と整合-2月停止に含み

更新日時
  • 進捗が予想を上回れば、債券購入の2月半ば終了がより適切になる
  • 購入ペースを落とし、5月に2回目の見直しを行う選択肢も
The Reserve Bank of Australia (RBA) building in Sydney, Australia, on Monday, Sept. 6, 2021. 

The Reserve Bank of Australia (RBA) building in Sydney, Australia, on Monday, Sept. 6, 2021. 

Photographer: David Gray/Bloomberg

オーストラリア準備銀行(中央銀行)の7日の政策決定会合では、中銀の雇用とインフレの目標に向け予想を上回る進捗(しんちょく)が見られる場合、債券購入プログラムを来年2月半ばに終了する選択肢がより適切になるとの認識が示された。21日に公表された議事要旨で明らかになった。

  その一方で、量的緩和(QE)の5月終了の可能性を想定し、2月半ばから買い入れペースを落とすことが、11月時点の雇用およびインフレの予測と整合的との見解で一致した。

  豪中銀は今月の会合で、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標は過去最低の0.10%に据え置くことを決定。債券購入プログラムは、週40億豪ドル(約3240億円)のペースで少なくとも来年2月半ばまで継続し、政策委員会が2月の会合で再検討する。

  議事要旨によると、会合では債券購入プログラムについて、5月終了を想定する2月半ばからのテーパリング(段階的縮小)のほか、購入ペースを落とし、5月に2回目の見直しを行う選択肢と2月半ばの完全停止という3つの可能な選択肢が検討された。

  政策委メンバーは、進捗が予想より遅いか、見通しの不確実性が高まる場合には、5月に再検討する根拠が強まり、新たに深刻な景気後退が起きれば、異なる選択肢の検討が必要になるとの認識を共有した。

  政策金利については、完全雇用とインフレ目標の達成に向け、高度に支援的な金融環境維持に引き続きコミットする政策委の方針があらためて確認された。

  議事要旨の他の主な内容は次の通り。

  • インフレが2-3%の目標レンジに収まるまで利上げしない
  • 政策委は忍耐強くある用意
  • オーストラリアのインフレ圧力は他国に比べ低い
  • オミクロン株が景気回復を妨げるとは予想せず
  • オミクロン株の景気回復へのリスクは2月までにより明らかに
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原題:RBA Says Tapering QE, Ending in May Is Consistent With Forecasts、RBA: Tapering QE, Ending in May Consistent With Nov. Forecasts(抜粋)

(議事要旨の詳細を追加して更新します)
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