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きょうの国内市況(12月21日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅高、海外感染増の不安売り一巡-全面安だった前日の反動

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  東京株式相場は大幅に反発。日経平均株価の上昇率は2%を超えた。ワクチンや治療薬の開発が進み、海外での新型コロナウイルスの感染再拡大を懸念した売りが一巡した。ほぼ全面安だった前日の反動も出て、東証1部の33業種全てが上昇した。

  • TOPIXの終値は前日比28.46ポイント(1.5%)高の1969.79
  • 日経平均株価は579円78銭(2.1%)高の2万8517円59銭

楽天証券経済研究所の窪田真之チーフ・ストラテジスト

  • 大幅安が続いた株式相場がこれ以上大きく下がらないとみた投資家の押し目買いが入った。年末が近く企業決算や金融政策発表といった主なイベントが終わり、投資家の売り買いが日々せめぎあっている印象だ
  • 米利上げ見通しやオミクロン株の感染拡大という悪材料への悲観は先走りだった。連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派化やインフレへの懸念は残るが、米株価指数先物が値を上げている中で日本株も堅調だった
  • 日米景気は良好だ。今後は経済活動が再開して内需が回復する期待は大きく、金融引き締めによる株価下落に違和感を感じている投資家が多い。現在の米長期金利はまだ1.4%台で、株価が大幅下落した2008年時の3%には遠く及ばない

東証33業種

上昇率上位海運、その他製品、証券・商品先物取引、ゴム製品、電機
下落率上位

 

●債券は下落、米長期金利上昇で売り優勢-株価の大幅反発も重し

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  債券相場は下落。前日の米国市場で長期金利が上昇したことを受けて売りが優勢だった。日本銀行がこの日実施した国債買い入れオペは無難な結果で相場を押し上げるには至らず、株価が大幅反発したことも上値を重くした。

  • 新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.05%
  • 新発20年債利回りは0.45%、新発30年債利回りは0.66%といずれも1bp上昇
  • 長期国債先物3月物の終値は16銭安の152円8銭。前日の米長期金利上昇の流れを引き継ぎ売りが先行。一時152円19銭まで下げ幅を縮小する場面もあったが、午後に入り再び売りが優勢となり152円7銭まで下落した

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 米長期金利上昇を受けて売られたほか、株価の大幅反発も重しに
  • 来年度の国債発行計画は40年債が増額される一方、需要減から2年債を減額し、1-5年対象の流動性供給入札は既発債の需要ひっ迫から増額の可能性。いずれも影響は限定的だろう
  • 日銀が27日に公表する1-3月の国債買い入れ予定は、米債への感応度低下から5-10年の買い入れを減らしても良いかと思うが、コロナオペ縮小による短中期債の担保需要はく落を考えると、現状維持で様子見の可能性も

日銀オペ

  • 対象は1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下
  • SMBC日興の奥村氏
    • 残存1年超3年以下が少し弱めだったが、全体としてはおおむね無難な結果で、相場への影響は限定的だった

●ドル・円は小動き、オミクロン懸念が一巡し様子見に-113円台後半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=113円台後半で小動き。オミクロン変異株などへの懸念が一巡する中、様子見ムードが強まった。クリスマス週で参加者が少ないこともあり方向感に乏しかった。

 
  • ドル・円は午後3時8分現在、前日比0.1%高の1ドル=113円75銭。ここまでのレンジは113円56銭から113円77銭

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • 為替相場は先週の中銀イベントが一巡していったん出尽くしになっており、年末ムードで膠着(こうちゃく)している
  • きのうはオミクロン懸念や米国の財政政策への警戒からリスクオフになったが、クリスマスを控える中で一時的に
  • ひとまず年末に向けたポジション調整が中心で、値動きから市場の本音を読み取るのは難しい相場情勢が続きそうだ
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