コンテンツにスキップする
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg
Cojp

景気判断17カ月ぶり上方修正、「持ち直しの動き」-12月月例経済報告

内閣府は21日公表した12月の月例経済報告で、国内の景気判断を2020年7月以来17カ月ぶりに上方修正した。個人消費の持ち直しに加え、企業の景況感や雇用情勢の改善を反映した。

  総括判断は、景気は新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が「徐々に緩和される中で、このところ持ち直しの動きがみられる」とした。従来は、「徐々に緩和されつつあるものの、引き続き持ち直しの動きに弱さがみられる」だった。

  個別項目では、コロナ新規感染者数が抑制され、消費者マインドが改善傾向にある中、個人消費を「このところ持ち直している」と2カ月連続で上方修正した。業況判断は5カ月ぶり、雇用情勢は15カ月ぶりに判断をそれぞれ引き上げた。一方、設備投資と住宅建設は下方修正した。

 項目12月の判断今回の判断方向への変更
上方修正個人消費このところ持ち直している2カ月連続
 業況判断持ち直しの動きがみられる5カ月ぶり
 雇用情勢引き続き弱い動きとなっているが、求人等に持ち直しの動きもみられる15カ月ぶり
下方修正設備投資持ち直しに足踏みがみられる13カ月ぶり
 住宅投資おおむね横ばいとなっている27カ月ぶり

  海外の景気については、コロナの影響により「厳しい状況が緩和される中で、持ち直している」との表現を据え置いた。この表現は2カ月連続。地域別では、インドを5カ月ぶりに上方修正した。 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE