コンテンツにスキップする

米ナイキ、9-11月の売上高は市場予想上回る-時間外で株価上昇

更新日時
  • ナイキは世界的なサプライチェーン問題を克服しつつある
  • 粗利益率は45.9%に上昇、値引き減り自社店舗やネットで販売増加
A customer walks with a Nike shopping bag through the Great Lakes Crossing Outlets mall in Auburn Hills, Michigan, U.S., on Saturday, Oct. 30, 2021. 

A customer walks with a Nike shopping bag through the Great Lakes Crossing Outlets mall in Auburn Hills, Michigan, U.S., on Saturday, Oct. 30, 2021. 

Photographer: Emily Elconin/Bloomberg

ナイキの9-11月(第2四半期)決算では、売上高がアナリスト予想をわずかに上回った。同社は世界的なサプライチェーンの問題を克服しつつある。

  20日の発表資料によると、9-11月の売上高は為替変動の影響を除いたベースでほぼ横ばいの114億ドル(約1兆2960億円)。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は112億6000万ドルだった。ナイキはアジアでの低調な業績について、新型コロナウイルス感染拡大による工場生産の鈍化を挙げた。一方、1株利益は83セントで、市場予想(63セント)を上回った。

  9-11月の在庫は前年同期比6.8%増の65億1000万ドル。新型コロナの行動制限に伴うベトナム工場生産への影響や、港湾混雑を背景に数週間にわたる製品滞留を受け、同社幹部は何カ月も前から生産や輸送を懸念していた。

  地域別で見ると、中国での売上高は20%落ち込んだ。ナイキや競合会社は新型コロナ感染拡大で店舗への客足が鈍っているためネット販売を推進。ただ今年に入って新疆ウイグル自治区の労働に関するナイキの方針を巡って不買運動が起きており、同社は最近、中国市場で不安定な状況に見舞われている。

  9-11月の粗利益率は2.8ポイント上昇して45.9%。値引きが減り、自社店舗やウェブサイトでの販売増で収益性が向上した。

  2021年12月-22年2月(第3四半期)については、増収率が1桁台前半、粗利益率は1.5ポイント上昇を見込んでいる。22年5月通期は増収率が1桁台半ばになるとの見通しをあらためて示した。見通しでは世界の一部で感染が急増しているオミクロン変異株の影響を考慮している。

  ナイキの株価は時間外取引で一時4.8%高。年初から20日終値まででは11%上昇となっていた。

原題:Nike Sales Top Estimates, Overcoming Supply-Chain Issues、Nike Gains After Quarterly Revenue Beats Estimate: Snapshot、Nike Gains as Growth in U.S. Helps Overcome China Collapse (1)(抜粋)

(6段落目以降に見通しと最新の株価を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE