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きょうの国内市況(12月20日):株式、債券、為替市場

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●日本株は大幅続落、行動制限の強化を懸念-東証1部の約94%が下落

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  東京株式相場は大幅に続落。日経平均株価の下げ幅は600円を超えた。新型コロナウイルス感染増に伴う行動制限の強化で経済活動が滞る懸念が広がった。米株価指数先物の下げと相まって売り圧力が強まった。景気敏感株が安く、鉱業や非鉄金属などの素材株の下げが目立った。東証1部銘柄の約94%が下落した。

  • TOPIXの終値は前営業日比43.14ポイント(2.2%)安の1941.33
  • 日経平均株価は607円87銭(2.1%)安の2万7937円81銭

楽天投信投資顧問第二運用部の平川康彦部長

  • 新型コロナの感染再拡大を懸念した売りだけではなく、外国人投資家がクリスマス休暇を前に持ち高整理を進めているようだ
  • 自社株買いの情報開示強化やキャピタルゲイン増税の議論を巡り不安がくすぶっている
  • 日本株には買いの投資主体がいない状態だ。日銀や海外投資家の買いが乏しくなり、個人投資家の買い意欲も低下している。新規株式公開(IPO)ラッシュになっているが、新規上場銘柄には初値形成の勢いに陰りが出ている

東証33業種

下落率上位証券・商品先物取引、鉱業、ゴム製品、非鉄金属
上昇率上位

●債券上昇、景気不安でリスク回避の買い圧力-米長期金利が一段低下

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  債券相場は上昇。長期金利は2週間ぶりの水準に低下した。新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大や中国の利下げを背景に景気不安が強まり、株安や米長期金利の一段低下を受けて、リスク回避の買い圧力が掛かった。

  • 新発10年債利回りは一時、前週末比1ベーシスポイント(bp)低い0.035%と6日以来の低水準
  • 長期国債先物3月物の終値は13銭高の152円24銭。前週末の米長期金利低下の流れを引き継いで買いが先行し、午後に上げ幅を拡大。取引終了にかけて152円25銭まで上昇した

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 午後に株安や米長期金利低下が進み、リスクオフ的な展開が強まった
  • 海外でのオミクロン株感染拡大の影響が大きそう。中国の利下げを景気刺激と好感するのではなく、むしろ経済の失速が意識されている
  • 米連邦準備制度理事会(FRB)からタカ派発言が続き、中央銀行がインフレを抑えようとすると、景気には何かしら負の影響が出る可能性も意識される
  • 国債発行計画のイベントも控えて、10年債はゼロ%に向けて買い進みづらい面もあるが、20年債が0.4%台前半で底堅く、ここからの買いもあるかとも思われる

●円全面高、株安を受けてリスク回避-ドル・円113円台半ば

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  東京外国為替市場は円が主要通貨に対して全面高となった。マンチン米上院議員がバイデン政権の税制・支出法案を支持しないと表明して米景気見通しに不透明感が増したことや、新型コロナウイルスのオミクロン変異株による行動制限への警戒から米株先物や日本株が下落するなどリスク回避が優勢。米金利も低下する中でドル・円相場は1ドル=113円台半ばで弱含んだ。

ハイライト
  • 円は主要10通貨に対して全面高
  • ドル・円は午後3時27分現在、前週末比0.2%安の113円46銭。ここまで113円73銭を高値に一時113円41銭まで下落
    • 先週金曜日には一時113円14銭と6日以来の水準を付けた

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • きょうからクリスマス週。参加者が少なく閑散な状況の中、米株先物など株安を受けてリスクオフでドルと円がともに強いものの、米金利が低下している分、円がドルを上回っている
  • 背景には、マンチン上院議員が税制・支出法案を支持しないと表明したことを受けて、米景気見通しに不透明感が増したことがある。欧州でのオミクロン変異株の感染拡大を受けた不透明感も影響
  • きょうはマンチンショックの初期反応がどこまで続くのか注目。株安リスクはあるがドルと円がともに買われやすく、ここからドル・円は横ばい圏の動きが見込まれる
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