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バルミューダ株が7カ月ぶり上昇率、株主還元に3割引クーポン

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A Balmuda Inc. toaster is arranged for a photograph in Tokyo, Japan. 

A Balmuda Inc. toaster is arranged for a photograph in Tokyo, Japan. 

Photographer: Akio Kon

トースターなどを展開する高級生活家電メーカーのバルミューダ株が20日の取引で、一時前営業日比12%高の4430円と5月14日以来の日中上昇率となった。17日の引け後に株主優待制度の導入を発表したことが好感された。

  同社のオンラインストアで利用可能な割引クーポンを贈呈する。割引率は30%を予定している。1回限り有効で、複数製品の購入に利用できる。使用期限は発行から2カ月以内だ。事業年度末または第2四半期末に100株以上を保有する株主が対象となる。2021年12月期末の株主名簿に記載・登録された株主から開始する。

Balmuda, the $230 Toaster From Japan
バルミューダの製品
Photographer: Akio Kon: Bloomberg

  あすなろ投資顧問の藤井勝行シニアマーケットアナリストは、同社株は個人投資家に人気の銘柄であると話す。20年12月に上場したバルミューダ株は、巣ごもり需要の恩恵を受けて1月に上場来高値の1万390円を付けたものの、12月17日には年初来安値の3950円まで下落した。1月の高値と比べ、「足元の年初来安値水準の値ごろ感と優待への好感」で株価が上昇していると藤井氏は指摘した。

株価に「値ごろ感」
 
 

 

  また、中長期の投資家にとっては、同社が株主優待という還元策を出したことで、株主に目を向ける経営のきっかけの一つになったことが評価できるとも述べた。足元は赤字の可能性を投資家は警戒しているとし、2月発表の決算で黒字化するかが継続的な株価上昇の注目点となる。

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