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香港の議会選挙、投票率は過去最低-制度見直しで民主派排除

  • 中国政府、「愛国者」による香港統治に向け選挙制度見直し
  • 投票率30.2%、1991年の直接選挙開始以来最低

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香港で19日、選挙制度見直し後で初の立法会(議会)選挙が実施された。中国政府が「愛国者」のみが香港を統治できるよう制度を見直した結果、民主派は排除され、有権者は投票を敬遠した。

  政府の暫定データによると、投票率は30.2%で、過去最高だった2016年の前回選挙の58.3%を大幅に下回った。これは30年前に直接選挙が開始されて以来最低。登録有権者約450万人のうち、投票したのは135万人程度にとどまった。

  開票作業は19日午後11時(日本時間20日午前0時)に開始され、結果は20日に判明する見通し。

  民主派が動きを封じられ、亡命したり、出馬を禁止されたりした中、立候補者は全て中国共産党への忠誠心で精査されており、英国の植民地だった香港の以前の選挙とは極めて異なる様相となった。17日に公表された登録有権者の調査結果では、民主派支持者で調査に回答した人の84%は支持に値する候補がいないと答えた。

Hong Kong Holds Legislative Council General Election
香港議会選挙の開票作業に当たる当局者(12月19日)
Source: Bloomberg

  中国国営新華社通信は19日遅くの論評で、100万人超の有権者が投票したことを称賛。「外部の勢力による虚偽に満ちた選挙戦」を押さえ込み、中国の都市である香港の真の民意がはっきりと示されたと評価した。

  19日の立法会選挙は定数90で、一般市民の投票で選ばれるのはわずか20議席。40議席は親中派の選挙委員が選び、残り30議席は業界ごとに選出される。

China’s Way

Beijing cut the share of elected seats in Hong Kong's Legislative Council

 

Vote of Confidence

Carrie Lam wants citizens to back Beijing's system at the ballot box

Hong Kong Registration and Electoral Office

 

原題:Hong Kong Democrats Boycott Election Stage-Managed by Beijing

Hong Kong Democrats Boycott Election Stage-Managed by Beijing

(抜粋)

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