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日銀がオルタナティブデータ活用の指標検討、幅広い消費活動を予測

日本銀行は、技術革新やデジタル化の進展に伴って利用可能となった新たな形態のビッグデータ(オルタナティブデータ)を活用した消費活動に関する新指標の策定・公表を検討している。

  亀田制作調査統計局長が20日、オルタナティブデータを用いた日銀リサーチの紹介に関する記者説明で明らかにした。日銀のオルタナティブデータに関する従来の分析や研究を踏まえて「定期的に公表できる指標があれば行っていきたい」と語った。

  現段階ではあくまでも個人的なイメージとしつつ、伝統的なデータも活用しながら、サービス消費に限らない幅広い消費活動の足元動向の予測を「一つの方向性として考えている」と説明。公開文書やリポートから抽出したテキストデータ分析の定期公表も検討対象とし、可能なものから来年の早い時期に公表を開始したいとの意向を示した。

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日銀はコロナ流行以降、人出データを経済情勢判断に積極活用(東京・丸の内、17日)
Source: Bloomberg

  オルタナティブデータの活用は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う急激な景気変動を迅速に把握する観点から、携帯電話の位置情報やカードの支出情報などの利用が急速に進んでいる。日銀内でも、コロナ以前から研究や経済分析などへの活用が進められてきた。

  日銀は20日、オルタナティブデータに関する同行のリサーチ部署による調査・研究を集約した「オルタナティブデータ分析」コーナーをホームページに新設した。

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