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ECB、インフレへの上向きリスク生じれば政策を修正-ホルツマン氏

  • 「こうした急減速が起こらない場合われわれは金融政策を修正する」
  • 政策委の意見の違いは金融政策のニュアンスに関する相違にすぎない

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、オーストリア中央銀行のホルツマン総裁は18日、インフレへの上向きリスクが生じれば、ECBは金融政策を調整すると語った。

  ホルツマン総裁は公共ラジオとのインタビューで、物価上昇について、短期的に加速するリスクはあるものの、2022年末までにECBの物価目標の2%に向け鈍化するとの見通しを予測は引き続き示唆していると指摘した。

  ホルツマン氏は「こうした急減速が起こらない場合、他の同僚は必ず見直しを行い、われわれは金融政策を修正する」と発言した。

  ECBは16日の政策委で、新型コロナウイルス危機対応で導入した「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP、総額1兆8500億ユーロ=約236兆円)を来年3月末までに段階的に終了する一方、激変緩和措置として、従来の資産購入プログラム(APP)の買い入れ額を来年4月から一時的に増額することを決めた。

  ホルツマン氏はECB政策委メンバー間の意見の違いを重要視しない姿勢を示し、金融政策のニュアンスに関係する相違にすぎないと述べる一方、自らの意思決定に関するコメントは控えた。

   ベルギー国立銀行(中銀)のウンシュ総裁は17日、ユーロ圏が物価急上昇への対応で他の中銀に後れを取るリスクがあると警告していた。

 

Inflation Outlook

ECB staff projections see consumer prices rising annual 3.2% in 2022

Source: Eurostat, ECB

 

原題:ECB to Act If Upside Inflation Risks Materialize, Holzmann Says(抜粋)

 

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