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台湾住民投票、米国産豚肉の再禁輸を否決-蔡政権の方針支持される

  • 住民の意思と対米関係を巡り板挟みになる事態は回避
  • 原発稼働などの是非を問う他3項目の住民投票も否決

台湾で18日に実際された4項目の住民投票は、蔡英文政権の方針が支持される結果となった。来年の選挙を控え、蔡総統への追い風となった。

  ラクトパミンを使用する豚肉輸入を再び禁止することについて賛否を問う住民投票は反対票が50%を超え、否決された。ラクトパミンは米豚肉生産業者の多くが使用している飼料添加物。

  再禁輸が可決されれば、蔡政権は、米国との関係を損なっても住民の意思を尊重するかどうか、来年の重要な地方選挙を前に厳しい判断を迫られることになっていたが、そうした事態は回避できた。中国が台湾への圧力を強める中で、米政府の支持を維持することは特に重要になっている。

  米国はラクトパミン使用の豚肉輸入を認めるよう数十年間にわたって台湾に働き掛け、蔡政権は昨年、輸入解禁を決めた。

  原発稼働などの是非を問う他3項目も否決された。

原題:Taiwan Voters Align With All Government Positions in Referendum(抜粋)

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