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ジョンソン英首相にさらなる打撃、EU離脱後交渉の担当閣僚が辞任

  • フロスト内閣府担当相は離脱後交渉の方針やコロナ対応に不満
  • 16日の補選では与党保守党が長年守り続けていた議席失う

欧州連合(EU)離脱後の交渉を担当するフロスト英内閣府担当相が辞任した。新型コロナウイルス感染再拡大への対応を巡り政権内で対立を抱えるジョンソン首相にとって新たな打撃となった。

  フロスト氏は首相宛ての18日付の辞任の書簡で、強い表現を用いて保守党政策の方向性に対する懸念を示し、現行のEU離脱後交渉の方針に不満を抱いていることを示唆。英国がコロナと共存する方法を学ぶ必要があるとも指摘し、他国で強制的措置が実施されていることに惑わされるべきではないとした。

  辞意を伝えたのは1週間前で、来年1月まではとどまることでジョンソン首相と合意していたが、デーリー・メール紙が18日に退任予定を伝えたため、直ちに退いた。

  コロナ感染が急増する中で、ジョンソン政権が追加の制限措置を協議しているとの観測が強まっている。

  ジョンソン首相は、コロナ対策の行動制限規則に違反して官邸内でクリスマスパーティーを開催していた疑惑などで支持率が落ち込んでいる。17日にはこの問題を調査していた官房長が責務から退いた。自身も同様のパーティーを主催していたことが明るみになったためだ。

ジョンソン英首相にクリスマスパーティー開催疑惑、コロナ制限違反か

  16日には、保守党が長年議席を守り続けていた選挙区の補欠選挙で同党候補が敗れる波乱もあった。

英下院補選、保守党候補敗れる-番狂わせでジョンソン首相に圧力

原題:Boris Johnson’s Brexit Chief Quits in Body Blow to U.K. LeaderJohnson’s Brexit Chief Quits in Another Blow to U.K. Leader (2)(抜粋)

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