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【欧州市況】株反落、イタリア債が堅調-ECB利上げ見通し後退

17日の欧州株は反落。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が懸念されたほか、金融緩和縮小が地合いを圧迫した。

  ストックス欧州600指数は0.6%安で終了。午後には一時1.2%安となったが、下げを縮小した。割高感のある銘柄が売られる中で、業種別ではテクノロジーが下落。11月の欧州新車販売台数が同月としては過去最悪だったことが響き、自動車は大幅安となった。原油安を背景に、エネルギー株にも売り圧力がかかった。

European stocks retreat after earlier relief over central bank policy clarity
 
 

  欧州債市場では、欧州中央銀行(ECB)の引き締め観測が後退し、イタリア債がアウトパフォームした。

  週間でイタリア債とドイツ債の利回り格差は、11月初め以降で最も縮小。短期金融市場は16日に来年12月までのECB利上げ幅を13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と織り込んでいたが、いまや10bp利上げを織り込む時期は2023年2月以降に後ずれした。

  英国債はベアスティープ化。英国債利回りは4日連続で全年限が上昇した。短期金融市場は引き続き、イングランド銀行(英中央銀行)が来年8月に政策金利を1%に引き上げるとみている。

  

主要国債の利回り 
ドイツ10年債利回りは3bp低下してマイナス0.39%
イタリア10年債利回りは8bp低下して0.89%
フランス10年債利回りは4bp低下してマイナス0.03%
英10年債利回りはほぼ変わらずの0.76%

 

原題:

European Stocks Decline as Virus, Tapering Risks Hit Cyclicals(抜粋)

Italian Bonds Lead Gains as Hike Bets Trimmed; End-of-Day Curves(抜粋)

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