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ファイザー、6カ月~4歳児対象コロナワクチン治験で3回接種評価へ

  • 2回接種レジメンの2-4歳対象治験では免疫反応が基準に満たず
  • オミクロン抑制は3回以上の接種でのみ可能かもしれず-開発担当者

ファイザーとドイツのビオンテックは、両社が共同開発した新型コロナウイルス向けワクチンの6カ月-4歳児を対象とした臨床試験(治験)を、3回接種に改めて実施すると明らかにした。

  両社の発表によると、2-4歳を対象とした同ワクチン2回接種レジメンの治験で得られた免疫反応は、より高い年齢層で設定されていた基準に届かなかった。外部の独立したデータ監視委員会からの要請を受け、治験プロトコルを変更したと両社は説明した。この年齢層の子供の間で安全面の懸念は見つからなかった。

South African Vaccinations as Johnson & Johnson Weigh Booster Shot Trial
ファイザー・ビオンテックのコロナワクチン
Photographer: Dwayne Senior/Bloomberg

  この3回接種レジメンが奏功した場合、両社は2022年上期に、6カ月-4歳への接種についての緊急使用許可(EUA)を米食品医薬品局(FDA)に申請する方針。

  臨床試験で急きょレジメンが変更されたことは、ワクチン免疫に対する新型コロナウイルスの予想外の強さを示唆するもので、将来的に3回接種が標準となる可能性を高める。

  ファイザーのワクチン開発責任者、キャスリン・ジャンセン氏は17日の投資家との電話会議で「オミクロン変異株の抑制は、3回かそれを超える回数の接種でのみ可能かもしれない」と話した。

  今回の発表は、年内にも接種が可能になると期待した保護者を失望をさせることになりそうだ。ファイザーは先に、21年終盤か22年初めに2-4歳向けでEUA申請を目指す方針を示していた。

原題:Pfizer Studies 3-Dose Covid Shot for Young Kids as Parents Wait(抜粋)

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