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上司もワッツアップに夢中、JPモルガン罰金2億ドル-記録不備

更新日時
  • ウォール街の企業には業務上のやり取りを記録保存する義務がある
  • JPモルガンでは上層部も規定に違反-SECとCFTCが指摘

米銀最大手JPモルガン・チェースの幹部は、規制当局による精査のため従業員のコミュニケーションを確実に記録保存することが義務付けられていた。だが長年にわたり、そうした幹部でさえ、個人の携帯電話を使って業務関連のメッセージをやり取りしていた。そうした慣行が行内に広く行き渡っていたとし、米当局は17日、JPモルガンに2億ドル(約226億円)の罰金を科した。

  米証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)は、JPモルガンでは「マネジングディレクターなど監督する立場にある上層部」でさえ、チャットアプリ「ワッツアップ」や個人の電子メールアドレスを通じてやり取りを行い、監視義務を怠ったと指摘。記録保存義務の規定に違反したとして、JPモルガンならびに関連会社に対して異例とも言える厳しいペナルティーを科した。

JPモルガンに規制当局が情報要請、メッセージ保存方法巡り

  こうした状況では規制当局は、企業が不正行為を正式に認めないまま決着させることが多いが、今回の場合SECとCFTCは、JPモルガンに自らの規定違反を認めさせた。JPモルガンはSECに1億2500万ドル、CFTCに7500万ドルをそれぞれ支払う。

  JPモルガンはSECならびにCFTCとの決着について、17日の届け出で明らかにした上で、さらなるコメントは控えた。

原題:JPMorgan Bosses Hooked on WhatsApp Fuel $200 Million Penalty (1)(抜粋)

(罰金の内訳などを追加し、更新します)
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