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米インフレ、22年には和らぐと確信-ラウズCEA委員長インタビュー

  • ホワイトハウスは米金融当局が正しい判断を下すと信じている
  • オミクロン株が米経済にどのような影響及ぼすか判断は時期尚早

米大統領経済諮問委員会(CEA)のラウズ委員長は16日、多くのエコノミストが予想していたよりも物価上昇が根強いものであることが分かってきたものの、供給のボトルネックが緩和され、より多くの米国民が職に戻るのにつれて、2022年には「インフレは和らぐと確信している」と語った。

  ラウズ委員長はワシントンでブルームバーグ・ニュースの記者やエディターとのインタビューに応じ、「物価高が痛みを伴うものであることをよく理解している」と述べ、消費者の需要が高水準にあるのは新型コロナウイルス禍に対応した経済支援策の結果、家計が健全な状態にあることも一因との認識を示した。

Price Pressures Accelerate

U.S. November headline inflation increased by the most since 1982 on annual basis

Source: Bureau of Labor Statistics, Bloomberg survey

  委員長はまた、米経済にとって新型コロナが引き続き最大の脅威だとする一方、オミクロン変異株がどのような形で経済に影響を及ぼす可能性があるか、判断するのは時期尚早だと指摘。バイデン政権としてインフレ抑制の必要性と完全雇用達成の取り組みとのバランスを取りたいと話した。

インタビューに応じるラウズCEA委員長
Source: Bloomberg

  ラウズ委員長はこのほか、同日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、ホワイトハウスは連邦準備制度を信頼していると発言。金融当局がインフレに過剰反応して雇用創出を犠牲する可能性を心配しているかとの質問に対し、「彼らが正しい判断を下すと信じている」と答えた。

  さらに、バイデン大統領の優先経済施策を盛り込んだ2兆ドル(約227兆円)規模の税制・支出法案に関し、22年の早い時期に議会を通過するだろうと楽観的な予想を示した。

U.S. Council Of Economic Advisers Chair Cecilia Rouse Interview
ラウズCEA委員長(12月16日)
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

原題:

Top Biden Economist: ‘I Really Do Believe’ Inflation Will Ease(抜粋)

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