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JPモルガン、不当解雇のトレーダー再雇用-原状回復で多額の支払い

  • 不当解雇が認められても保障は9万ポンド(約1360万円)が通常上限
  • 原状回復のため多額の未払い給与支払いがJPモルガンに求められる

解雇された社員は、元の上司とこれ以上一切関わりたくないとしばしば考えるが、英国の高額所得者は仕事を取り戻すための闘いを望むようだ。

  JPモルガン・チェースの元現物株トレーダー、ブラッドリー・ジョーンズ氏は、2020年に解雇された後、ロンドンの雇用審判所に不当解雇を申し立て、再雇用が必要と認定された。

  英国では不当解雇が認められても保障される額は9万ポンド(現在の為替レートで約1360万円)弱が通常上限だ。しかし今回は原状回復のため、これを大きく上回る多額の未払い給与の支払いがJPモルガンに求められる。

  ロンドンでかつて年間67万5000ドル(同約7700万円)の報酬を得ていた同氏は、同じようなポジションで今月再雇用された。

  法律専門家らによれば、今回のような事例は、不当解雇でより多額の支払いを求める他の高額所得者の動きを助長する可能性がある。

  ジョーンズ氏は、約定を意図しない見せ玉を注文する違法な「スプーフィング」への関与を理由に解雇されたが、規制・監督当局の追及を和らげるための解雇だったと雇用審判所は判断した。

JPモルガン元現物株トレーダーの不当解雇認定-不正への関与認めず

原題:Fired JPMorgan Trader Shows It Pays to Win Your Old Job Back (1)(抜粋)

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