コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(12月17日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は大幅反落、米テクノロジー株安が波及-電機中心に売り広がる

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は大幅に反落。株価指数の終値は下落率が約3週間ぶりの大きさになった。米国株市場でバリュエーションが相対的に高いテクノロジー株から資金が流出した相場を引き継いだ。電機や精密機器、情報・通信株中心に売りが広がった。日本時間の午後に米株先物安や中国株安を受けて株価指数の下げは大きくなった。

  • TOPIXの終値は前日比28.61ポイント(1.4%)安の1984.47
  • 日経平均株価は520円64銭(1.8%)安の2万8545円68銭

第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト

  • 米国株先物やアジア株が下落する中で、日本株には週末を控えた持ち高整理目的の売りが優勢になっている印象だ
  • 半導体関連を中心に下落が大きく、きょうの米国株も下げるのではと警戒感が高まっている
  • 日銀の政策発表は想定内で、誰一人として違和感を感じない内容。株式市場はまったく影響していない

東証33業種

下落率上位精密機器、サービス、電機、保険、医薬品、情報・通信、機械
上昇率上位鉱業、電気・ガス、石油・石炭製品、非鉄金属

●債券小幅安、中銀イベント通過で発行計画見極めへ-日銀会合は反応薄

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は小幅安。各国中央銀行の金融政策イベントを大きな影響なく通過し、来週にかけて来年度の国債発行計画を見極める姿勢が強まった。日本銀行が金融政策決定会合で新型コロナウイルス対応の資金繰り支援策の延長を決定したが、相場の反応は限定的だった。

  • 新発10年債利回りは前日比横ばいの0.04%、一時0.045%
  • 新発20年債利回りは0.445%、新発30年債利回りは0.655%と、いずれも0.5ベーシスポイント(bp)上昇
  • 長期国債先物3月物の終値は1銭安の152円11銭。前日の米長期金利低下の流れを引き継いで買いが先行し、152円20銭まで上昇した後は伸び悩み

みずほ証券の松崎涼祐シニアマーケットアナリスト

  • イングランド銀行の利上げはサプライズだったが、欧州中央銀行(ECB)の決定は事前の予想からはあまり外れず、日本国債は大きな影響を受けることなく中銀イベントを通過した
  • 次は来年度の国債発行計画が焦点で、各年限の国債発行を見極めるしかない
  • 超長期ゾーンがやや重い。前日の20年債入札後に金利が下がってしまった影響もある
  • 日銀会合結果はおおむね事前の報道通り。コロナオペの修正など、これで足元の市場が動くこともないだろう

●ドル・円は113円台半ば、米金利低下や株安でじり安-日銀は緩和維持

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=113円台半ばへ軟化。欧米の中銀イベントを通過し材料出尽くしとなる中、米金利低下や株安を背景にやや上値の重い展開となった。日本銀行は大規模緩和の維持を決めたが、予想通りで影響はなかった。

 
  • ドル・円は午後3時25分現在現在、前日比0.1%安の113円56銭。仲値公示にかけて113円85銭まで強含んだ後、一時113円44銭までじり安
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数はほぼ変わらず。前日は対欧州通貨を中心としたドル売りで0.5%下落

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト 

  • 米金利低下は恐らくFOMC(米連邦公開市場委員会)の政策金利見通し上方修正を見込んで債券を売っていた人たちの買い戻しだろう。それでドル・円も下げたが、113円前半には実需やFX(外国為替証拠金取引)の買い興味も見えているので、下は堅いという感じ
  • 日銀のコロナ対策縮小は本筋とは違う周辺政策の調整なので、誰も金融引き締めや正常化の一歩とは思わない。英米が金融政策正常化に動いていて、ECB(欧州中央銀行)がその真ん中、日銀が一番遅れているという構図は変わらない

 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE