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アップル中心にハイテク株反落、FOMC好感し上昇との見立てに疑念

  • グロース株投資家は「数日は少し様子見するだろう」とみずほ証券
  • アップルとマイクロソフト、エヌビディアは下げたが年初来では好調

16日の米株式市場で、テクノロジーとインターネット関連株が急落した。米連邦準備制度のタカ派的金融政策が企業のバランスシートに及ぼす長期的影響を見極めようとする動きとなった。

  時価総額の大きいテクノロジー銘柄は、15日の連邦公開市場委員会(FOMC)の声明に当初肯定的に反応し、アップルやマイクロソフト、エヌビディアを中心に買い上げられた。しかし、16日には売り圧力にさらされ、上昇分を全てあるいはほぼ消した。アップルが3.9%安、マイクロソフトが2.9%安、エヌビディアは6.8%安で取引を終えた。

  米国みずほ証券のマネジングディレクター、ジョーダン・クライン氏は、連邦準備制度がグロース株の続伸にゴーサインを出したかどうか判断するのは時期尚早だとした上で、ヘッジファンドとロングオンリーの投資家は「今後数日は少し様子見するだろう」とリポートで指摘した。

  ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏はFOMC直後の株式相場の上昇について、 「連邦準備制度からの声明とパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言へのファンダメンタルな反応」でなく、ショートカバーだったようだとリポートで分析した。

  メイリー氏は「昨日の値上がりがショートスクイーズ(踏み上げ)にすぎず、2022年が株式にとって良い年になると告げるものではなかったという懸念が生じる」との見方を示した。

 

 

Apple slipped on Thursday but remains a 2021 outperformer
 
 

原題:Apple Leads Big Tech Lower as Investors Reconsider Fed Moves (1)(抜粋)

 

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