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フェデックス、9-11月利益は市場予想上回る-値上げ奏功

更新日時
  • 株価は時間外で一時6%高-国内の人件費上昇巡る懸念後退
  • 調整後の通期1株利益見通しを20.50-21.50ドルに引き上げ

フェデックスが16日発表した9-11月(第2四半期)決算では利益がアナリスト予想を上回った。「グラウンド」部門の荷物取扱量増加や値上げが奏功したためで、国内の人件費上昇を巡る投資家の懸念が後退した。

   9-11月の調整後1株利益は4.83ドルで、新型コロナウイルス感染拡大に伴い米都市で行動制限が実施された前年同期と同水準だった。値上げが寄与する形で売上高は14%増の235億ドル(約2兆6700億円)に達した。ブルームバーグ集計のアナリスト予想では224億ドルが見込まれていた。

  発表を受け、フェデックスの株価は時間外取引で一時6%高。年初来では16日終値時点で8.1%の下落率となっていた。

  9-11月の調整後営業利益率は7.1%と、前年同期の7.4%から低下した。人手不足でコストが前年同期から4億7000万ドル押し上げられた。

  同社はこの日、TNTエクスプレスの統合に伴う経費や年金基金の価値変動を除いた通期1株利益見通しを20.50-21.50ドルに引き上げた。

  マイク・レンズ最高財務責任者(CFO)は取締役会が50億ドルの自社株購入計画を承認したと明らかにした上で、5月末までに15億ドル相当が買い戻されるとの見通しを示した。また、人手不足に関連するコストは2021年12月-22年2月(第3四半期)に「幾分」減少し、3-5月(第4四半期)に「大きく」減るだろうと、インタビューで語った。

 

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原題:FedEx Leans on Price Increases to Post Profit Above Estimates、FedEx Surges After Higher Rates Boost Profit, Ease Labor Worries (抜粋)

 

(3段落目以降で株価を更新し、CFO発言を追加して更新します)
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