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きょうの国内市況(12月16日):株式、債券、為替市場

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●日本株大幅続伸、米FOMC通過で安心感-電機や機械など全業種上げ

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  東京株式相場は大幅続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)が資産購入プログラムの縮小加速などを決定、おおむね想定通りとして重要イベント通過による安心感が強まった。電機や機械、自動車など輸出関連、海運、医薬品をはじめ内外需とも幅広く買われた。

  • TOPIXの終値は前日比28.98ポイント(1.5%)高の2013.08
    • 終値での2000回復は8日以来
  • 日経平均株価は606円60銭(2.1%)高の2万9066円32銭
    • 終値での2万9000円回復は11月25日以来

アセットマネジメントOneの村上尚己シニアエコノミスト

  • インフレを巡る状況が前回FOMC会合とは違うため、バランスシートの縮小など株式市場を不安にさせるような踏み込んだ言及がなかったことで安心感が出た
  • 年内で一番のイベントを受けて米国株がラリーし、年内の最高値更新がありえるかもしれない状況となる中、為替が円安傾向となったこともあって日本株も同じ方向に反応している
  • ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制に大きく変わってしまっている以上、来年の株式市場は厳しくなるかもしれない

東証33業種

上昇率上位海運、精密機器、鉱業、電機、医薬品、陸運、機械、保険
下落率上位パルプ・紙

●債券は上昇、順調な20年入札結果受け買い-FOMCは織り込み済み

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  債券相場は上昇。この日に行われた20年債入札が順調な結果だったことを受けて買いが優勢になった。前日開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)はテーパリング加速を決定したが、織り込み済みとして相場の反応は限定的だった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.04%
  • 新発20年債利回りは1bp低い0.44%、新発30年債利回りは0.5bp低い0.655%
  • 長期国債先物3月物の終値は5銭高の152円12銭。前日の米長期金利上昇の流れを引き継ぎ小安く始まった後、売りが優勢となり152円00銭まで下落。午後は20年債入札が順調な結果だったことを受けて上昇に転じ、引けにかけて152円14銭まで上昇した

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 20年債入札は無難ないし順調な結果で、現状の利回り水準でもそこそこ買いがあることが確認された
  • 超長期債には投資家の需要があるが、高値警戒感もあり、どんどん買い進まれる感じはない
  • FOMCはほぼ予想通りの結果で、日本国債を買う理由にも売る理由にもなっていない。来年の米利上げ回数が若干増えたが、それでも米長期金利は上がっておらず、当分上がらないだろう

20年国債入札

  • 最低落札価格は100円80銭と市場予想100円70銭を上回る
  • 応札倍率は3.66倍、前回は3.78倍
  • 小さければ好調を示すテールは6銭、前回は4銭

●ドル・円は114円台前半で強含み、FOMC後の株高が支え

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=114円台前半で強含み。タカ派的な米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けても株式などリスク資産が堅調だったことが支えとなった。オーストラリアドルは予想を上回る雇用統計を好感して上昇する場面が見られた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時4分現在、前日比0.1%高の114円16銭。ここまでのレンジは114円01銭から114円25銭
  • 豪ドル・ドルは一時前日比0.2%高の1豪ドル=0.7181ドルまで上昇した一方、一時0.3%安の0.7146ドルまで下げる場面も

マネーパートナーズの武市佳史チーフアナリスト 

  • ドル・円は米国がテーパリング加速で利上げ見通しが引き上げられる中、日銀決定会合を控えており、日米金利差に目が向きやすくなっている
  • FOMCについては想定通りという状況の中で巻き戻しが入り、株が上昇。リスクセンチメントは円売りになっている。ただFOMC消化ということもあり、一方向への動きは行きづらい
  • 豪ドルの下落は利上げが遠いということが織り込まれている部分がありそう
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