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英中銀、インフレ加速も利上げ見送りか-オミクロン禍軽微なら2月説

  • ブルームバーグ調査に回答した42人中34人が政策金利据え置きを予想
  • 景気回復への重大な影響なければ、2月の可能性高いとエコノミスト

イングランド銀行(英中央銀行)は16日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)発生後で最初の利上げに踏み切るかどうか政策決定を発表する。インフレ加速とオミクロン変異株の感染拡大状況を比較検討する判断になるが、11月と同じく政策金利を過去最低の0.1%に据え置くとの見通しが大勢だ。

  11月の金融政策委員会(MPC)では、労働市場の追加データを待って利上げを先送りした。オミクロン株が失速気味の景気回復を圧倒するリスクが今は議論の焦点だ。11月のMPC以降のデータは、賃金と消費者物価の強い上昇圧力をうかがわせる。

  英国の11月の消費者物価指数(CPI)の上昇率は、中銀目標(2%)を大きく上回る前年同月比5.1%に達し、約10年ぶりの高水準に加速。雇用者数も25万7278人増と、過去最高ペースの伸びとなった。

  わずか1カ月前はほぼ確実と思われた0.15ポイントの利上げ可能性を巡り投資家の判断は分かれており、ブルームバーグの調査に回答した42人中34人が政策金利の据え置きを予想した。

Hurtling Higher

Annual U.K. consumer price inflation reached a 10-year high in November

Source: Office for National Statistics

 

  11月のMPCと同様に9人の委員のうち7対2で据え置きが支持されるとの見方が最も多いが、9対ゼロ、8対1、6対3とみる向きもある。利上げを見込むエコノミストは6対3での決定を予測する。

英中銀、2月に利上げ先送り公算-インフレ不安よりオミクロン株警戒

  ブルームバーグ・エコノミクスのシニア英国エコノミスト、ダン・ハンソン氏は「オミクロン株の公衆衛生への影響が景気回復への重大な打撃を伴わない程度に抑制可能という前提に立てば、利上げは2月になる可能性が高い」と分析した。

Tightening Path

Money markets are betting the BOE Bank Rate will rise to 1% by November

Source: Bloomberg

 

 

 

原題:BOE Policy Call Pits Omicron Against Inflation: Decision Guide(抜粋)

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