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豪中銀、2月か5月債券購入終了検討-失業率4%台で国債利回り上昇

更新日時
  • 5月終了を想定し債券購入をさらに縮小することが最初のオプション
  • 5月の再度見直しや2月で完全に停止する選択肢も検討されたという

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は16日、量的緩和(QE)を巡る来年2月の見直しに先立ち、同月の債券購入終了を含む三つの選択肢を中銀が検討していることを明らかにした。

  ロウ総裁は講演で、これらの選択肢を7日の政策決定会合で協議したと述べ、5月の終了を想定し、週40億豪ドル(約3280億円)ペースで実施している債券購入をさらに縮小することが最初のオプションだと説明した。

  債券購入をさらに縮小するものの、5月時点で2回目の見直しを行う二つ目の選択肢と、2月で完全に停止する三つ目の選択肢も検討されたという。

  講演後に発表された11月の豪雇用統計で失業率が4.6%に低下し、市場予想(5.0%)もかなり下回ったことを受け、オーストラリア国債利回りは3年債が一時14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、1.05%に達した。10年債も一時7bp上げ、豪ドルの対ドル相場も値上がりした。

豪雇用者数が11月に急増、失業率低下-新型コロナ関連の制限緩和受け

  雇用者数は前月比36万6100人増加し、市場予想(20万人増)を大幅に上回る伸びを記録した。

  ロウ総裁は雇用統計発表前の段階で、「まだ決定に至っておらず今から2月に会合を開くまでに受け取るニュースに左右される部分が大きいだろう」と発言。「政策委員会の目標達成に向け予想以上の進展があれば、2月に債券買い入れを終了する根拠が強まることになろう」と語った。来年1月の政策決定会合の開催は予定されていない。

  総裁はまた、2022年には利上げ条件が満たされないというのがメインシナリオであり、条件が満たされるには時間がかかる可能性が高いとの認識をあらためて示した。

原題:RBA Discussed 3 Options for Bond Buying Ahead of February ReviewAussie Bond Yields Jump as Jobs Surprise Raise Tightening Bets、*LOWE: MAIN SCENARIO IS CONDITIONS FOR RATE RISE NOT MET IN 2022、*LOWE: LIKELY TO TAKE TIME FOR CONDITION TO BE MET, RBA PATIENT(抜粋)

(雇用統計と市場の反応などを追加して更新します)
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