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タイボーン・キャピタルがヘッジファンド閉鎖へ、空売り戦略で痛手

  • 年間ベースで運用成績はマイナス16%余りで低迷
  • 今後は買いポジション限定のファンドなどに戦略の軸足移す方針

タイボーン・キャピタル・マネジメントは運用資産28億ドル(約3200億円)のヘッジファンド「タイボーン・エクイティ・マスターファンド」を閉鎖し、利益がますます出にくくなっている空売り戦略から撤退すると、事情を知る複数の関係者が明らかにした。

  非公開の情報だとして匿名を条件に話した関係者によれば、香港を拠点とするタイボーンは今後、ロングオンリー(買いポジションのみ)のファンドなどに戦略の軸足を移す。閉鎖するファンドの顧客には今後数カ月で返金し、その過程で成功報酬手数料は受け取らない。

  タイボーン・エクイティ・マスターファンドの運用成績は11月にマイナス約10.5%、年間ベースでマイナス16%余りだと、成績に詳しい関係者は明らかにした。これに対し前年には53%近いリターンを上げていたという。

  タイボーンの担当者はコメントを控えた。

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原題:

Tybourne to Shut $2.8 Billion Hedge Fund on Short-Selling Pains(抜粋)

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