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アルケゴスのようなファミリーオフィス、SECが新たな規制を計画

米証券取引委員会(SEC)は、ヘッジファンドやファミリーオフィスが複雑なデリバティブ(金融派生商品)を使って上場企業への投資持ち分を水面下で大量保有することを制限しようと、新たな規制導入を図っている。こうした取引はファミリーオフィス、アルケゴス・キャピタル・マネジメント破綻の一因となった。

  アルケゴスに絡む問題では、株式をベースとしたスワップを巡り当局の重大な盲点が露呈した。この取引を使えば企業に対する大量の投資ポジションをひそかに積み上げることが可能になる。SECはこの点に対応すべく、新規制を15日に提案した。

  新規制では、こうしたデリバティブ取引を行うファンドなどにさらなる情報開示を義務付け、追加規制を設ける計画だ。投資家は身元のほかにスワップ取引や原証券のポジション、さらに関連するローンについても報告しなければならなくなる。

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