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航空業界、オミクロン変異株で運航回復に遅れ-フライト数が再び低迷

世界的に空の交通がコロナ禍前の状態を取り戻そうとしていた矢先、オミクロン変異株の出現で運休の動きが再び広がり、回復は足踏み状態となっている。

  フライトレーダー24のデータによると、民間航空便の数は12月最初の数日に2019年の水準まであとわずか約15%に迫っていた。世界各国はその後、オミクロン変異株に対応して渡航制限措置を強化。第1週の週末までに、フライト数は19年の同期を18%余り下回る水準に減少し、再び低迷した。

Knocked Back

Recovering air travel has been hit again, with international responses to the emergence of a new Covid-19 strain slashing flights

Source: FlightRadar24

  航空交通の回復軌道においてはこれまでも落ち込む局面が多く、直近の2回は過去1カ月に起きた。しかし最も直近の落ち込みはとりわけ急激かつ大幅で、持ち直しの鈍さを示している。オミクロン変異株の深刻さはまだ不透明な状況だ。

  国際エネルギー機関(IEA)は14日、2022年第1四半期(1-3月)のジェット燃料需要見通しを日量60万バレル近く引き下げた。この規模は想定される年間平均購入の約10%に相当する。

  これはフライト数の減少が、フライトレーダー24のデータでこれまで見られたよりもかなり大幅になることを示唆している。現在示されている19年水準からの18%落ち込みも、1カ月前と比べれば著しい改善に変わりはない。IEAが正しい場合、最悪期はまだこれからということになる。

原題:

Omicron Variant Chips Away At Worldwide Commercial Flights(抜粋)

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