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サノフィとグラクソのコロナワクチン候補、当局申請は来年にずれ込み

  • ブースターとして有効性示すも、初回接種ワクチンの治験で継続必要
  • 治験結果は来年第1四半期に、以前の治験では効果不十分

フランスのサノフィと英グラクソ・スミスクラインは、共同開発中の新型コロナウイルスワクチン候補がブースター(追加免疫)接種としての有効性は示したと明らかにした。ただ、臨床試験の重要な結果が遅れていると説明。当局への承認申請はまだ先になる見通しだ。

  両社は15日、米ファイザー製や英アストラゼネカ製などのワクチンを既に受けた人に両社のワクチン候補をブースターとして投与したところ、抗体水準が上昇したと発表した。一方、初回接種のワクチンとしての有効性を確かめる第3相臨床試験は、さらにデータを収集するため来年1ー3月(第1四半期)まで継続することになったという。今回のブースターおよび初回接種としての治験は、いずれもオミクロン変異株に対する有効性は調査対象としていない。

  サノフィとグラクソは、以前の治験で不十分な効果しか得られず、治験をやり直している。今回は治験完了に近づいているものの、各国は特にオミクロン変異株に対する有効性が確認されるまでは両社のワクチン候補の注文に消極的になる可能性がある。

  ブースターの治験結果は、変異前の最初のコロナウイルスを対象にしたもので、ベータ変異株を対象にした別の治験結果は来年上期に明らかになるという。両社はオミクロン変異株に対する試験も進めている。

 

原題:Sanofi, Glaxo Covid Shot Works as Booster But Stalls Again (2)(抜粋)

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