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きょうの国内市況(12月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、トヨタEV投資拡大で自動車関連高い-金融株も上昇

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  東京株式相場は反発。電気自動車(EV)など電動車への投資拡大を明らかにしたトヨタ自動車が大幅高となるなど、EV関連銘柄が相場をけん引した。デンソーは大きく値を上げ、年初来高値を更新した。証券や銀行などの金融株にも買いが入った。海運や精密機器は下落。

  • TOPIXの終値は前日比10.29ポイント(0.5%)高の1984.10
  • 日経平均株価は27円08銭(0.10%)高の2万8459円72銭

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト

  • 米国株は米連邦公開市場委員会(FОMC)の結果待ちで下げたが、きょうの東京株式市場ではトヨタのEVへの巨額投資という個別要因のプラス効果が強かった
  • きのう岸田文雄首相の自社株買いを巡る発言で日本株が大きく下げたため、押し目買いも入った
  • 米債務上限引き上げ問題の決着がついたこともポジティブ要因となった

東証33業種

上昇率上位輸送用機器、証券・商品先物取引、サービス、鉄鋼
下落率上位海運、精密機器、ゴム製品、パルプ・紙

●債券先物上昇、FOMCめぐる金利先高は限定的との見方-日銀オペも支え

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  債券相場は先物が上昇。日本時間のあす未明発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)をめぐっては、米利上げの前倒しなど早期の金融引き締めがすでに織り込まれ、金利先高観は強くないとの見方から買いが優勢だった。日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果が需給の引き締まりを示したことも相場を支えた。

  • 新発10年債利回りは前日午後3時の参照値に比べ横ばいの0.045%
  • 新発40年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低い0.700%
  • 長期国債先物3月物の終値は5銭高の152円7銭。前日の米長期金利上昇の流れを引き継いで小安く始まったものの、しばらくして上昇に転じ、午後は一時152円9銭まで上げ幅を拡大

SMBC日興証券の奥村任ストラテジスト

  • 米長期金利は強い物価統計を確認してもなお上昇が続かず、金利先高観が強くない外部環境はサポート
  • FOMCではテーパリング加速は織り込み済みで、9月に示されたドットチャートに比べても利上げ前倒しをかなり織り込んでおり、想定以上のタカ派化はなかなか考えづらい
  • むしろ、ハト派的だった場合、ドットチャートやパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言などを受けて、どういった解釈で持ち高をアンワインドするかなどの方が難しい
  • 地方銀行は預貸ギャップが拡大しており、経済対策の給付金でさらにギャップが広がりやすいことは需給面のポジティブ材料。あすの20年債入札も無難に通過するだろう

日銀オペ

  • オペ結果は、残存25年超の応札倍率が2.63倍と2020年3月以来の低水準。1年超3年以下が2.88倍、3年超5年以下は1.74倍と、いずれも前回から低下。5-10年は2.13倍に上昇
  • SMBC日興証券の奥村氏
    • 5-10年オペと25年超オペは利回り水準も強めで、午後の相場でやや好感された

●ドル・円は113円台後半で小動き、FOMCの引き締めペース見極めへ

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=113円台後半で推移。株価の反発や実需の買いにより強含む場面も見られたが、海外時間に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて、米金融引き締めペースを見極めようとの姿勢が強く、小幅な値動きに終始した。

 
  • ドル・円は午後3時15分現在、前日比ほぼ横ばいの113円71銭。ここまで113円80銭から113円68銭と12銭の値動き
  • ユーロ・ドルは0.1%高の1ユーロ=1.1272ドル

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト  

  • きのうの米PPI(生産者物価指数)で米金利上昇とリスクオフのドル買いという感じではあったが、FOMCを見ないことには方向感は出てこない。五・十日(ごとおび)で仲値にかけて実需の買いがあった後は続かず
  • FOMCが予想よりタカ派ならドル・円が114円に乗せることもあり得るが、タカ派方向は織り込んでいる面もあるので、さらに大きく上がっていく感じではない。むしろハト派の方が値幅が出やすいだろう
  • ユーロはECB(欧州中央銀行)のインフレ見通しの話もあり、FOMCが予想通りでも下押し圧力がかかりやすいかもしれない
  • 中国は恒大の話などもともと懸念材料があり、リスクオフには注意が必要だが、中国指標についてはこれぐらいの数字は織り込み済みだろう
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