コンテンツにスキップする

NY原油先物が70ドル割れ、オミクロン株不安や中国需要見通し後退で

ニューヨーク原油先物相場はアジア時間15日に続落。新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染拡大防止で追加の行動制限が講じられた上、中国によるウイルス対策や環境汚染対策が同国の原油需要見通しに影を落としている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物1月限は1バレル=70ドルを割り込み、シンガポール時間午前11時43分(日本時間午後0時43分)時点で1.3%安の69.84ドル。前日には0.8%下落し、今週の下げは2%強となった。世界最大の原油輸入国の中国は来年初めは低調な需要が見込まれる。ただ、精製業者による冬季の在庫補充が需要を部分的に支える見通し。

  国際エネルギー機関(IEA)は月報で、世界の石油市場が既に供給過多に戻っており、ジェット燃料需要はオミクロン株感染の広がりで減りつつあると指摘した。

Aggregate WTI volume on Tuesday dropped
 
 

  VIインベストメントのシニア商品アナリスト、ウィル・スンチル・ユン氏(ソウル在勤)は、「新変異株は冬季五輪を控えた中国にさらなる統制強化を迫る可能性が高く、石油消費全般に重しとなるだろう」と述べた。

原題:Oil Extends Losses on Omicron Spread Uncertainty, China Demand(抜粋)

 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE