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新生銀株が6年ぶり高値、SBI傘下入りで期待先行-短期需給も影響

  • 3日続伸、一時前日比13%高の2255円と2016年1月以来の日中高値
  • 北尾社長の会見延期も「公的資金返済へ前向きな話も」との思惑浮上

新生銀行株価が急伸。SBIホールディングスによる株式公開買い付け(TOB)成立以降、3日続伸となり、15日の取引で一時前日比13%高の2255円と2016年1月以来、約6年ぶりの日中高値を付けた。日中上昇率は21年9月13日(17%高)以来。

  ミョウジョウ・アセット・マネジメントの菊池真代表取締役は、14日に予定されていたSBIの北尾吉孝社長の会見が延期になったことで「時間をかける分、公的資金返済に向け前向きな話が出てくるのではという思惑買いが集まったのではないか」とみている。

  菊池氏は一方で、急激な株価上昇に関して、「TOBでSBIが持ち分を引き上げ、浮動株が減っていたところに短期の資金が流れ込んだことによる瞬間風速的な動き」の側面もあると分析する。

Financial Institutions in Japan As Libor Expiry Looms
新生銀行
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  新生銀を巡ってはSBIが10日まで実施したTOBで、株式保有比率を約20%から47.77%に高めた。新生銀は13日、SBI傘下となるのに伴い、新たな独立社外取締役候補者を選定するための委員会設置を発表した。

  SBIの北尾社長はTOB成立を受け予定していた記者会見を当日になって急きょ中止した。関係者によると、新生銀行のTOBや他のビジネスとは無関係の個人的理由という。

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