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関西スーパー株続落、幻のTOB価格2250円の裏に投資家の失望感

関西スーパーマーケットの株価は15日、4日続落し一時前日比15%安の1183円を付けた。14日に最高裁判所が、エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)傘下の食品スーパー2社との経営統合を認める判断を下したことで、投資家の関心はどう経営力を向上させるかに移る。

  最高裁が関東でディスカウントスーパーを展開するオーケー(横浜市)の抗告を棄却したことで、関西スーパーはH2O傘下の食品スーパー2社との経営統合を実現する。

関西スーパー、最高裁がH2Oとの経営統合を認める判断 (2)

   関西スーパーを巡っては、オーケーが1株2250円で株式公開買い付け(TOB)を実施する計画を明らかにしていたことで、実現の可能性が浮かんでは消えるたびに株価が乱高下してきた経緯がある。

  同社がH2Oとの統合を果たすことで、経営陣は、幻となったTOB株価の達成を経営の責任として背負うことになる。

  オーケーストアの二宮涼太郎社長は14日、最高裁の判断を受けて会見を開き、買取請求権を行使し、保有株式全てを売却する方向を示した上で、売却価格については今後、相対で交渉して決めると述べた。

  関西圏への進出については、「今後の事業展開を真剣に検討する」と強い意欲を見せた上で、買収や自社による出店などの方策について、「いろいろな選択肢があり、それも含めて検討する」とした。

 

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