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日銀が3日連続の国債買い現先オペ、即日資金供給で金利上昇抑制

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日本銀行は15日午前の金融調節で、国債買い現先オペによる資金供給を3日連続で即日実施した。この日は民間の銀行が預金の一部を日銀に定期的に預け入れなければならない積み期の最終日に伴い短期金融市場での資金需要が高まりやすく、潤沢な資金供給で調達金利の上昇を抑制する姿勢を示した。

  日銀は午前9時20分、即日の国債買い現先オペ2兆円(期間は15-16日)を通知。下限となる応札レート(期間利回り)はマイナス0.10%とした。結果は、1兆4610億円の応札が集まり、全額落札された。全取レートがマイナス0.10%、平均レートはマイナス0.097%だった。

  セントラル短資総合企画部の佐藤健司課長は、「朝方は当日受け渡しのGCレポがマイナス0.04%程度で高止まりしており、資金調達需要が残っていたようで、日銀は今積み期の金利上昇を抑えるために万全を期したのだろう」と指摘。「新しい積み期に入る16日以降の取引は落ち着いた水準になる」との見方を示した。

日銀が国債買い現先オペで大量資金供給、即日と翌日で計9兆円 

  14日の短期金融市場では、日銀による連日の大量資金供給を受けて、GCレポの指標となる東京レポレートのトムネクスト物が前日比3.3ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.074%に低下。無担保コール翌日物の加重平均も同0.5bp低いマイナス0.014%に落ち着いていた。ただ、佐藤氏は、「最後の最後に調達しなけれければいけない資金はどうしても残ってしまう」と言う。

(第3段落以降に市場関係者のコメントなどを追加します)
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