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米生産者物価指数、11月は前年比で過去最大の伸び-予想上回る

更新日時
  • PPIは前年比9.6%上昇、前月比0.8%上昇
  • 11月は財とサービスの両方で幅広く値上がり
A worker places an axle on a conveyor belt at the Dana Inc. Toledo Driveline Facility in Toledo, Ohio, U.S., on Tuesday, Oct 5, 2021.

A worker places an axle on a conveyor belt at the Dana Inc. Toledo Driveline Facility in Toledo, Ohio, U.S., on Tuesday, Oct 5, 2021.

Photographer: Dane Rhys/Bloomberg

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11月の米生産者物価指数(PPI)は前年比で10%近く上昇し、過去最大の伸びを記録した。インフレ圧力をもたらしている一連の状況は、2022年に入ってもしばらく続く見通しだ。

キーポイント
  • 総合PPIは前年同月比9.6%上昇-統計でさかのぼれる2010年以降で最大の伸び
    • 前月比では0.8%上昇-7月以来の大きな伸び
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は0.5%上昇
    • 前月は0.6%上昇
  • 変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比0.7%上昇
    • 市場予想は0.4%上昇
    • 前年同月比では7.7%上昇-過去最大の伸び

Cost Pressures Overheat

Producer prices on an annual basis both surged by records in November

Source: Bureau of Labor Statistics, Bloomberg survey

 

  輸送網のボトルネックや堅調な需要、労働力の制約といった状況の中、原材料価格は今年に入り急速に上昇している。多くの事業者はそうしたコスト上昇分を値上げの形で消費者に転嫁しており、直近のデータは消費者物価が向こう数カ月に一段と上昇することを示唆している。

米消費者物価指数、前年比6.8%上昇-約40年ぶりの高い伸び率 (3)

  食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比0.7%上昇。前年同月比では6.9%上昇と、過去最大の伸びとなった。最も変動の大きい要素を取り除いていることから、一部のエコノミストはこの指標を重視している。

  11月は財の価格が前月比1.2%上昇。鉄・くず鉄、ガソリン、果物、野菜など幅広く値上がりした。

  サービス価格は前月比0.7%上昇。投資ポートフォリオ管理のコスト上昇も反映された。

  中間財は前月比1.5%上昇。前年比では26.5%上昇し、伸びは1974年以来の大きさとなった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Producer Prices Jump in Biggest Annual Gain on Record(抜粋)

(チャートなどを加え、更新します)
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