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アムンディ、中国株上昇見込む-不動産部門締め付けで資金シフトか

  • 不動産から資本市場への資金シフトが予想される-大中華圏部門会長
  • 中国と香港、台湾の運用資産、25年までに2倍余りに増やす計画

中国の不動産セクターへの締め付けが中国恒大集団などのデフォルト(債務不履行)を引き起こしたことで、投資家の不動産離れが進み、同国の株式・債券相場の押し上げにつながるとフランスの資産運用会社アムンディの幹部はみている。

  大中華圏部門の鍾小鋒会長は「不動産から資本市場への投資資金のシフトが予想される。政府は金融市場への資金流入を促している」と語った。

  恒大の債務危機で中国の不動産セクターは混乱に陥り、9月と10月の新築住宅価格は下落。中国の家計資産の約75%を占めるコンドミニアムなど不動産への需要が後退している。

  先週の中央経済工作会議で住宅は住むためのものであって投機の対象ではないとの認識があらためて示されたことを受け、より多くの人々が金融市場に向かうと鍾氏は予想。中国の国民1人当たり国内総生産(GDP)が1万ドルを超える中、投資信託事業も伸びつつあると語った。

  それでも中国株はなお圧迫されており、本土株の指標であるCSI300指数は13日の取引終了時点で年初から2.5%下げている。

  アムンディは2025年までに中国と香港、台湾の運用資産を現在の約1200億ドル(約13兆6400億円)から2倍余りに増やす計画。提供する商品の拡充と人材採用、合弁パートナーの中国農業銀行および中国銀行との緊密な協力を通じて中国における基盤を強化したい考えだ。 

Key Speakers At The Bloomberg Markets Most Influential Summit
鍾小鋒氏
 
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原題:Amundi Says China Property Crackdown Will Boost Demand for Funds(抜粋)

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