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中国の経済活動、11月に鈍化したもよう-不動産危機が足かせ

  • 固定資産投資の伸び、鈍った可能性-15日午前に11月の統計発表
  • 金融・経済的打撃の最悪期が過ぎたと断言できない-ローディアム

中国の経済活動は11月に減速したもようだ。不動産不況が深刻化し、消費は依然として低迷しているためだ。

  エコノミスト調査の中央値によれば、先月は低調な不動産投資が足かせとなり、固定資産投資の伸びが鈍化したようだ。11月の統計は15日午前に発表される。

  調査会社ローディアム・グループの中国市場調査ディレクタ-、ローガン・ライト氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「政策引き締めの最悪期は過ぎ去ったが、金融・経済的打撃の最悪期が過ぎ去ったとは断言できない」と述べ、地方政府が財政上受けている圧力を考えると、財政政策よりも金融緩和に重点が置かれるだろうとの見方を示した。

ローディアムの中国市場調査ディレクタ-、ローガン・ライト氏が語る
 

  地方政府が今年終盤に特別債発行ペースをアップさせたため、インフラ投資は1-10月の1%拡大から伸びが加速した可能性がある。ただ先週開かれた中央経済工作会議は隠れ債務を増やさないよう求めており、地方政府が長期的に高水準の財政支出を続けることは困難で、不動産投資の減速を完全に打ち消すことは一段と難しくなる。

中国、財政刺激策を近く強化へ-政策前倒しで来年後半息切れも 

Homes Sales Slump

Values of apartments sold in China slumping

Source: Bloomberg Intelligence

Note: Data for February shows Jan.-Feb. sales each year

 

  エコノミスト調査によると、11月の小売売上高は前年同月比4.7%増と、10月の4.9%増からペースダウンする見込み。新型コロナウイルスの流行でサービス業や飲食店、実店舗での販売が鈍ったもよう。乗用車販売もまた落ち込んだようだ。

  11月の工業生産は強い輸出需要と、先の電力不足後に導入された生産抑制の緩和により、回復した見通し。

But other data shows employment situation worsening in China
 
 

原題:China’s Property Crisis Likely Dragged Economy Down in November (抜粋)

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