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米消費者の今後1年のインフレ見通しが6%に高進-NY連銀調査

  • 向こう3年のインフレ見通しが6月以来初めて低下
  • 消費者物価の先行き不透明感は短期と長期の両方で強まる

米ニューヨーク連銀の最新調査によれば、米国で数十年で最大の物価上昇を受け、米消費者の間では今後1年のインフレ見通しが6%に高進した。

  同調査はまた、向こう3年のインフレ見通しが6月以来初めて減速し、4%を付けたことも示された。大卒者以外の回答が影響した。しかし、消費者物価の先行き不透明感は、短期と長期の両方で強まり、いずれも過去最高を更新した。

  今回の結果は、最近の物価急上昇の予測不能な性質を浮き彫りにした。米金融当局は今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入テーパリング(段階的縮小)の加速を発表する見通しだ。

米金融当局はテーパリング加速発表との見方広がる-11月のCPI受け

U.S. Price Expectations

Consumers are increasingly divided on where inflation may go

Source: Survey of Consumer Expectations, Federal Reserve Bank of New York

  調査では消費者が経済にこれまでより楽観的でないことも示された。

  米失業率が今後1年で高まる平均確率は0.6ポイント上昇。また、11月の家計の財政状況に関する認識は1年前より悪化し、金銭的に暮らしが悪くなっているとの回答が増えた。

  調査によると、米国人は家計支出の大部分を占め簡単に置き換えることができない家賃や食料などの品目について、来年にかけてより急ピッチな価格上昇を予想。家賃や食費、大学授業料、医療費、ガソリン価格の上昇見通しはすべて9%を超えた。

Rents On Top

The median expected change in the costs for 5 of the 6 commodities measured now exceed 9%

Source: Survey of Consumer Expectations, Federal Reserve Bank of New York

 

原題:

Inflation 1-Year Outlook Rises to 6% in NY Fed Consumer Survey(抜粋)

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